私たちはお客様のために働きます。
しかし、お客様といってもはたして誰がお客様なのかわからないことがありますよね、

ところでお客様って何ですか？
これを決めないと話が合わないかもしれません。
ズバリお客様とは『製品･サービスを受け取る方』を言います。
決して賃金を払う人ではありません。

商店ではお買い物に来てくれるお客様、これは目に見えますから割合簡単です。
病院では病気の方がお客様です。
　日本じゃ患者といいますが、アメリカではカスタマー（お客様)と呼びます。
鉄道会社では乗客がお客様、
ディズニーランドでは入場者がお客様です。

そんなの誰だって分かってるよとおっしゃるあなた、、
でもお客様が誰か分からない、分かりにくい場合もあるんですよね、

市役所で働く人のお客様って誰ですか？
　市民ですって？
わたしゃ市の職員が市民のお客様かと思ってました。（田舎じゃほんとうにそんなところがあります。反論ある方には個人的に自治体名をお教えします）

ISO9000とかISO14000って聞いたことありますよね？
審査員のお客様は誰でしょうか？
お金を払う企業でしょうか？審査機関の上司ですか？
　聞くところによると企業をお客様と答える審査員が多いそうです。
しかしそれは完全なマチガイです。審査機関の取締役が依頼者ではあります。お金を払うのは企業です。しかし1987年版で明記されていたとおり、審査員は『顧客の代理人』です。企業から見て審査員はお客様であり、審査員のお客様は企業の製品を受け取るお客様あるいは企業の利害関係者です。
するってえと、審査員が企業の改善にコメントしたり指導したりすることは本来の立場から大幅に逸脱していると言わざるを得ませんね、
（私はなが年　審査員のご指導を受けて迷惑しております)

学校の先生のお客様は誰ですか？
　これは以前も書きましたが、法的には教育委員会です。
本当は次代の国民を期待する全国民ではありませんか！
しかし、普通は生徒もしくは父兄をお客様とお考えでは？？
中には教職員組合がお客様だとお考えの方もいるのでは？？それカンチガイですよ！

国会議員のお客様、こりゃいうまでもなく国民です。
　もっともお客様が分からない国会議員も多いようです。

政党のお客様は誰でしょう？これは特定の主義思想あるいは団体かもしれません。
　決して外国や犯罪者でないことを祈りたいものです。
犯罪者には反国家主義者も入りますので良くお考えください。

裁判官のお客様は誰ですか？
　刑事事件の場合は被告や被害者、あるいは検察ではありません。
やはり国民です。
気になるのですが、お客様とは被害者や被告であると考えているような裁判官がいるようです。
判決は被告のためでもなく、被害者のためでもありません。国民のためであるはずです。刑事裁判は国民の安全、国家の安全のためにあるのです。情状酌量も被害者の感情もへったくれもありません。
バシッとしてほしいものです。

昔のように世の中が単純明快でなく、複雑になってきましたから自分が誰のために働いているのか？自分の仕事が誰の役に立っているのか分かりにくくなっていることは否めません。
自分のお客を知らないで仕事をしているのを『主客転倒』っていいます。

大企業の社長と言えどお客様よりは下位になるのは当然です。
自分の保身とか出世のために仕事をしないでくださいね、
会社のスキャンダルがあれば、決して自分のため、会社のためを考えて判断しないでください。
お客様のためを考えて判断してください。


天下りってなんですか？
あれ誰のため？
　ご本人のためですか？
ご本人がお客様であるのを『趣味』とか『道楽』といいます。
趣味で財団法人のお仕事なんかしなくてもいいですよ、
早いところ引退して、本当のご趣味に励まれたらいかがですか？

実を言って、わたしゃ怒っているんですよ！！

役に立たないどころか捏造、誤報を垂れ流す新聞社（どことは言いません）
外国をお客様と信じている政党・政治家（誰とは言いません）
自分の保身しか考えない外交官（あなたが思ったとおり）
退職金をガバットもらう高級官僚（たくさんいて困ります)
おお甘の判決（裁判が頼りにならなければ自衛するしかない)
狂牛病対策は誰のためですか？

もうたくさんだ！

本日のまとめ


今の日本ではお客様が誰か分からないぼんくらが多すぎます。
自分が誰のために仕事をしているのかよっく考えて、職務を全うしてください。

　　君、君、君のことだよ！


独り言の目次にもどる