偏向報道 2002.07.28
報道は事実を伝えるべきだ!というのは真理でありましょう。
しかし、事実を伝えていれば公平な報道なのか?と問えば  というのがまた真理でありましょう。

だまされちゃイカン
昔、私がまだ小さな子供だった頃、新聞にこのような記事がありました。
   『色黒の大男、強盗を働き、逃走』
意味分かりますか?

日本が戦争に負けて独立を取り戻さなかったので、
   『黒人アメリカ兵、強盗を働き、逃走』
と書けなかったのです。

最近読んだ本にあったたとえ話です。
ある村の出身者が犯罪を犯しました。
「この窃盗犯の出身地は凸凹村だ」  「凸凹村出身者には窃盗犯がいる」
この表現は論理学上は「真」でありましょう。
しかし、このような報道は法的には責を問えないとしても、道徳的には責められてしかるべきです。
「石鹸安全信仰の幻」大矢 勝著より
世の中の報道にはこのような論理上は間違いとはいえないけど、報道の姿勢としては誤りだといえるようなものが多々見受けられます。
単に事実を積み上げて、書き連ねるだけで読者を一方に導くことはいともたやすいのです。
それこそが偏向報道といえるでしょう。
  昔、大本営発表と言うのがありました。
  これは事実を異なる自分を美化し宣伝することです。
現在はもっと高等な手法を使い『事実を書くのだけれど、真実を伝えない』という偏向報道をしています。
ヨイコの皆さんは気をつけなくちゃ!

具体例ですか・・・・困りましたね、

あまりにも事例が多すぎましてね!


  • テレビで聞き取りなどをしますよね、
    「あなた○○知事を支持しますか?」
    「自衛隊の海外派遣をどう思いますか?」
    あのようなとき、回答した比率と放映する比率が合っているなんて保証はありませんね。
    テレビ局の好みの方の回答のみ放送される可能性が多々あります。

    そんなことはないだろうって?
    新聞の社説の論調で国民の大多数が○○だと考えているようなことが書かれていて、『おお、そんなんだ!』と信じてページをめくるとそこにはそれに関する世論調査があって、そこには国民の大多数が○○だと考えていないという結果がかかれていたりします。

    ちなみに○○には『首相が靖国に参拝反対』なんかが入ります。

  • 前と似た例ですが、
    自衛隊の海外派遣の時に、「あなたは戦争が嫌いですか?」と聞いていたアナウンサーがいましたね。
    彼女の意思か?テレビ局の意思か?不明ですが、これぞ「ゲッペルス顔負けの誘導尋問ですよ!」

       戦争好きな人いますか?

    自衛隊の海外派遣の現場で「あなたは戦争が嫌いですか?」と聞くことは、「自衛隊の海外派遣が戦争と結びつくよ」という暗黙の意思伝達が読み取れます。
    そこで大きな疑問ですが、
    自衛隊を海外派遣しないと戦争に結びつくかもしれないという発想、想像力はかのアナウンサーもテレビ局も持たなかったようです。
あなたは戦争が嫌いですか?
「お〜い、君たち!アナウンサーや報道機関を辞めて街頭でアジ演説してるのがお似合いだよ!」

  • 健康保険改正案が成立!
    数日前の某新聞は これでは国民の負担が増えるばかり てな論調でありました。
    同日、読売テレビでは「これをしないとどちらにしろ財源が破綻ですよ」と解説してました。
    どちらが正しいか? きっとどちらも正しいと思います。
    でもどちらが公平か?

  • 名古屋市で戦争展が開かれるそうです。
    ところが実は同時期に同じビル内でふたつの戦争展が開かれるんですね、
    ○○新聞では一方の「いろいろな考え方があって構わない。時期や会場はずらしてほしかった」という意見を取り上げている。
    他方の意見は取り上げていない。
    すると何かい?
    この新聞は一方(Aとしよう)の意向、すなわち「Bは別のところでやってくれよ」という意見を支持しているのかね?
    ところがB側は「Aと比較してもらうために同じ場所を選んだ」そうです。
    この新聞は文中あきらかにAを支持していることを暴露している。
    一方に肩入れすることは既に公平じゃありません!

    これって、偏向報道じゃありませんか??


  • 某新聞社では社員や関係者に最近婦女暴行(強姦)やそれに類する不祥事が多いようです。
    ところがその新聞は、そのような事件の詳細を報道してくれないので別の新聞や週刊誌を読まないと事件があったことさえワカリマセン。
    自社内のことなら他紙よりも詳しいんじゃないかと考えるのは私だけでしょうか?
    それとも自社内のことさえ分からない新聞社なので、国家のことなど分からないよと白状しているのでしょうか?
    先だって環境月間に自然を守ろうという記事が書いていましたが、過去の自然破壊 さんご礁事件 など忘れてしまったようです。
    ところで、これは朝叩きの投稿からの借用ですが、
    ○ステで某キャスターが飲酒運転したバス運転手をゴキブリに喩えて「ゴキブリは一匹見つかると、実際には100匹いるそうです」とのこと、、
    そうしますと「テレビ○○には100人のレイプ魔がいる」ということになりますね。

    お嬢さん方、テレビ○○に近づいちゃいけません。
    人間は過去から学ばねば進歩はありませんよ、
    失敗は発明の母、必要は発明の父というではありませんか。

  • 不審船の時に、目的や国籍が分からないのだから穏便な処置!と書いていた新聞社がありました。
    前出と同じ新聞社かどうか忘れました。

    目的や国籍が分からないから不審船なのでしょう。
    しかし、まったく前例がなく、国籍不明船がいたらそう発言するのは当然です。
    ところが、現実は違う!
      過去の北朝鮮の能登半島沖事件
      覚せい剤の密輸事件
      そして、多数の拉致事件
      北朝鮮の兵器、兵士の流着、
      正体不明のミサイル(ロケット)の領海、領空侵犯

    このような経過を踏まえると断固たる処置を取ることが国益じゃないのでしょうか??

    それともかの報道機関は北朝鮮の広報機関だったのでしょうか?
      実を言って某政党党首も同じく穏便に!と言っておりましたね




本日の教訓



日本には偏向した報道機関がある。
我々は、心して新聞を読み、テレビを聴取しなければならない。
不幸なことである。



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百億ドル輸出に挑む 2002.07.29
百億ドル輸出に挑む! このフレーズをご存知の方いらっしゃいますか?
何を寝ぼけているんだ! 1兆ドルの間違いじゃないか? と言う声が聞こえてきそうですね(^^)

  百億ドルと言えば 1兆円 そこそこ、
     ちなみに2001年度の輸出額は46兆6千億円でありました。

もっと古いデータを探そうとしたんですが見当たりません

フォトというのをご存知でしょうか?
これは昔存在した、政府広報誌の名前であります。
そして「百億ドル輸出に挑む!」とは今から40年以上も前のフォト誌の特集のテーマでありました。
私の父は組合もない企業の労働者風情でありましたが、保守主義者でありまして、政府広報誌などを購読しておりました。
  決して左翼系の新聞も雑誌も取りませんでしたね。
  おかげさまで今現在この私があるわけです。

はっきり言って、フォトは政府広報というより、アメリカ宣伝の趣がありました。
中国(当時は中共といいました。今だってそれが正しい略称のような気がします)の文革の悲劇、成田を次期首都圏のエアポートに選んだことがいかに適切だったかという記事に溢れておりました。
あまり前ふりが長くなると収集がつかなくなるのでいずれまたと言うことで、、
私が小学生の頃、社会科で習うことは、、
  日本は輸出するものがない!
  工業が遅れている。
  原材料、資源がない
  日本製品は安かろう、悪かろうだ、
  メイドインジャパンとは悪い製品の代名詞だ、
そういったことばかりでした。
当時はメイドインジャパンというとあまりにも悪印象だったので、日本製品にプロダクトオブジャパンと表示をしようという運動もあったのですよ。
後にソニーの盛田さんが誇りをこめて『メイドインジャパン』なんて本を書くとは当時は想像もつかなかったですね、
教科書の中では輸出品の例として日本人形、扇子、そして絹製品などが載っておりました。
子供心にも、私は悲しかったです。

輸出は当然少なく、貿易収支は常に 赤字 でした。
こんなものしか輸出してませんでした
こんなものしか輸出してませんでした

今でも覚えているのは教科書の中にあった棒グラフで輸出より輸入がおおく、輸出の上に特需というものが足されてなんとか収支がつりあっていたのです。
特需とはアメリカ軍へのサービス(役務)提供などだったのでしょうか?(詳細は忘れてしまいました)

  当時は、首相が変わると常にアメリカに詣でるわけです。
  何のために?
  アメリカの援助を請うためです。

まさに隔世の感といいましょうか、 イエイエ、そんなもんじゃありませんね、
価値観あるいは物理法則が現在と違っていたような気がします。

当時は、日本を豊かにするために働かなくちゃいけない、輸出を増やさねばならない、という考えは主義思想を越えて普遍的な価値観、認識であったのです。
貧しいのは分配が偏っていたからではなく、パイが小さいからだとみんなが知っていたのです。

今の日本がどのようにしてできてきたのか、なぜ豊かになったのかを忘れないでください。
私たちの、すこしでも豊かになりたい・子供たちの世代にはもっと良い暮らしをさせたいという願いと、日本人の勤勉さ、ひたむきな努力によって今の日本があるのです。
巨人の星の左門豊作は両親がなく、弟妹を養うために野球をしていました。
あしたのジョーだって貧しいからボクシングを始めたのです。
今、日本は危機にあります。
それは経済不振とか、治安が悪いとかということじゃありません。
この日本人の努力、勤勉さを失いつつあるということと、更に言えばそのようなまじめさをダサイ、とかカッコ悪いというふうな見方が蔓延していると感じるからです。
そしてもっと悪いことは、日本人は悪いことをしていたんだという間違った情報を植えつけられているということです。
それが道徳の喪失、自棄の根源ではないのでしょうか?

日本人が共有していたあの価値観を忘れないで欲しい。
日本人は悪者じゃない! 日本人は過去も現在も正しく生きてきたのです。
今一度、全国民が共有できる百億ドル輸出の代わりの夢に向かってチャレンジしようじゃないですか!
ポジティブな夢を持たせるには、家庭でのしつけ、学校での教育、そして政治家の断固たる態度じゃないかと思うんです。

現在の経済危機を処理することも重要ですが、

日本人に誇りを持たせる、近隣諸国のいわれなき日本蔑視をやめさせること、これが政治家の存在価値でありましょう。



あなた、日本人に生まれてきてよかったですか?
私は日本人に生まれてきてよかった、という国にしたいですね。
協力してくれませんか?




そういえば、日本が貧しく100億ドル輸出に挑んでいた時代に、首相の靖国参拝にけちをつけ、日本を辱め、たかっていた国はなかったようです。
今日の言いがかりは日本に対するやっかみとたかりといっては言いすぎですかね?



いつも同じテーマだな、とおっしゃるあなた、
そう言わんといて


日本人よ誇りを持て
先人を敬え
不当ないいがかりは断固拒否せよ

私の言い分はただこれだけであります(^^)



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たいまつは渡された 2002.07.30
このフレーズをご存知でしょうか?
知っていればあなたは50才ということになりましょう。
もし50前ならば、きっと勉強家なのでしょう(これはヨイショです)
この言葉はかのケネディ大統領が就任時に言ったせりふです。


就任式で前任のアイクと呼ばれたアイゼンハウアーは老人に見え、新しく大統領職を引き継いだケネディは若く、その口から発せられた言葉はそのまま若い人に引き継がれた大統領の職とも取れたし、また同時にアメリカは新しく生まれ変わったのだというふうにも国民に受け取られたのです。

ケネディ大統領
いい言葉でしょう? 『たいまつは渡された』
知らない人のために、
たいまつとは木の棒の先に松脂など塗りつけて火をつけ、屋外の照明に使ったもの。
オリンピックの聖火の本来の姿と考えてくれれば間違いありません。
人はみな子供の時あるいは若い時の経験が歳をとってからの経験よりもインパクトが大きく、一生付きまとうのではないでしょうか?
三つ子の魂100までと言いますし、 最近私は10台半ばから二十歳前の話しか書いてません。
私にとって印象の深い、記憶に残った言葉や出来事はすべてこの時代のものです。
あるいは単に老化現象なのか?ボケの始まりなのかもしれませんが・・・
ケネディはその風貌から来る印象、行動言動に表れたカリスマ性、そしてキューバ危機に際しての決断と対処、そのようなことから名前が広く知られそして悲劇的な最後によって永遠に記憶に残ったのです。
没後、40年近くなった今も彼がいたらと考える方もいるのではないでしょうか?
しかし彼が大統領をしたときの業績はたいしたことはないと評価する方も多い。
罷免されたニクソンのほうが大統領としての功績は大きかったとも言われている。

本当のことは分かりません。
何しろ死んだ人と競うことは負けることに決まっています。
よく言うでしょう、『死んだ人には勝てない』って、
死んだ人は周りの人から美化され、欠点は忘れ去られ、いい人だったという印象しか残りませんものね。


話が取りとめなく、ボケを自覚しております。
さて、本日はこのフレーズから日本でもたいまつを渡さねばならないという小話を・・・
日本は太平洋戦争で民族意識、国家意識、価値観と言うものに断続が生じてしまいました。
本来ならば、一度戦争に負けたくらいではそのような国民性、国家というものは変わるはずがないのです。
かってヨーロッパでは戦争に勝った、負けたというのは日本で言えば台風みたいに日常茶飯事だったのです。
それによって賠償金のやり取り、国境線の移動は生じましたが、国王の命をとるとかお前たちは武装しちゃいかんとかいうことはなかったのです。
ところが日本はアメリカの巧妙な策略で国家体制を失ってしまったばかりではなく、自尊心も失い、サヨクとか外国の利益のために行動する人々、政党、あるいは捏造してまで日本を悪くしたい人間が発生するような事態となってしまいました。


たとえば、

過ちは繰り返しません。
いったい何を間違っていたんですか?
  間違った歴史を教え、国民の誇りを失わせたことですか。
もう反省はいいですよ。


日本軍の残虐行為
ありもしないことを捏造し、祖先を貶めることが残虐行為です。
しっかりと反省し、そんな行動をやめてください。


戦後の平和は・・・・
少し勉強してください。
  戦後の平和を脅かしてきたのはソ連であり、中国でした。
そして今、危険なのは中国と北朝鮮です。


ねえ、ここで太平洋戦争後の間違った歴史に終止符を打ち、新しい歴史を刻みませんか?

太平洋戦争からもう55年以上過ぎたんです。
もはや太平洋戦争じゃないでしょう。太平洋戦争から55年さかのぼれば日清戦争、さらに55年さかのぼれば江戸時代です。
そんな過去にとらわれているあなた、いったいあなたは過去に生きているのか?今の生活は蜃気楼なのか?
もう過去を捏造してまで祖先を恥じ、日本人であることを詫びることはありません。
私たちは現在に生きているのです。
そして過去の日本人も今の日本人も悪いことなんかしてないのです。




たいまつは渡されなければなりません。
自虐史観という風土病や、中華思想と共産主義という伝染病に侵された人たちから、偏見のない勤勉な真摯な日本人に日本という国家を動かすたいまつを渡さねばなりません。
私たちの子供の代には間違った負の遺産を負わせてはならない。
日本人ということが恥ずかしいなんて思わせてはいけないのだ。
日本人に生まれてよかった、そういう人生を歩ませたいと私は思う。
たいまつはわたされた

いつか、いや、近い将来において日本の指導者が

たいまつは渡された。
私たちは昨日ではなく、
今日とそして明日に生きなくてはならない。


と宣言する日が来ることを私は期待する。



いやあ、たったひとつのフレーズから日本人よ誇りを持てというオチにいたるお話を作りましたが、このような姑息な手段では明日の来客は少なくなりそうです。(^^)





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