知識人 2002.08.19
本日はお笑いを 毎度、ばかばかしいお笑いを書いております。
実は私は知識なんか全然ありません。私は絶〜対、知識人ではありません。
乏しい情報と足りない頭で考えたことだけを書いております。

私が博識だなんて言われたら、困ちゃいます。(山本リンダを知っていますか?)
では本日は知識人についての考察を・・・・

  「知識とは本を読んで、それを信じることである。
    更に言えば眼前の事実を信じないこと。そういう人を優秀という。」


実はこれは読売新聞のコラムにあったひとことです。
確かにそういうふうなことを感じます。
そうしますと、知識人とは本で読んだことを信じ、眼前の事実を信じない人ということになります。
これからすぐ思いつく知識人は、ピサの斜塔でガリレオと重いものと軽いものの落下速度を比較した学者ですね。
彼らは本で読んだ重いものがより早く落ちると信じていたのです。
斜塔から落とした二つの物体が眼前で同時に落ちたのを見ても、それでもなお重いものが早く落ちると信じていたのです。
悲劇なのか?喜劇なのか?
「理想とは実現可能性を無視した空想的狂信」とも言うそうでありますから、知識人が理想を求めるのは論理的整合があるのでしょう。(納得)

  • 某政党は知識人が多いようです。
    • 委員長からして堂々の人民解放軍の行進を見て感動し、日本への脅威に思い至らない。
      そして自衛隊の危険性を深く感じている・・これはまさしく知識人に相違ありません。
    • ジェンダーフリー、フェミニズムを強調される女傑、
      いいですね、そういうの私は好きですよ・・・・
      でもテレビで取り巻きとか視聴者の笑いを取っているだけならいいんですが、日本という国家の舵取りには知識人にはちょっとお任せしたくないんです・・・・
    • 昨年の自衛隊の海外派遣のときに「これで日本は戦争に巻き込まれる!」と叫んでいた九州選出の国会議員閣下がおられます。
      議員閣下、あれから半年以上過ぎましたが、まだ戦争に巻き込まれてません。
      昔、ギリシアでは予言が当たらなかった予言者は死罪だったそうです。いかがなされましょう?

    他の政党に言及する元気はありません。
    皆さん考えてください。

  • 有力な新聞にも知識人が溢れています。
    • 中国礼賛、北朝鮮万歳を書いている新聞があります。
      今ここにある中国の軍事的脅威は見えず、テポドン、不審船、拉致といった現実が見えないのですからこの新聞社の論説委員は知識人に違いない!
    • ちょっと古いですが、環境破壊を取材に行った方がいました。
        このサンゴには不埒なダイバーが付けた落書きがあるはずだ、
      しかし、傷がない、なければ完璧ではないのだから付けなくてはならない、

      その理想を目指す行為、まさしく知識人特有のものです。
      すばらしいことです、知識人の体質が末端まで徹底され浸透しています。
    • 最近の事例でもその新聞社の社員がわいせつその他口にいえないような犯罪をしてもその新聞には載りません。
      きっと社員は高邁・高潔であると確信しておられるのでしょう。

  • 某テレビ局にも知識人がいます。
    ダイオキシン報道をされた方です。
    あれだけの騒ぎと混乱にも関わらず、今でも毎日テレビに出ていらっしゃいます。
    その社会的責任を感じないという体質は知識人ならではのものでしょう。

  • 民間航空機を乗っ取り北朝鮮に亡命した方々はみな知識人であることは間違いありません。
    彼らはたくさんの本を読み、理想を信じ、そして目の前の現実を把握できなかったのですから、

    あれから30年経ちました。
    最近彼らは「わしらは日本政府を許してやるから、日本に帰るぞ!」とおっしゃっています。
    すごいですね、この論理、まさしく知識人そのものです。
    高い理想を持ちそれに向かってまい進する、すばらしい!
    一度知識人になるとその知識は決して衰えないようです。

物知らずを説得できなくちゃ本物じゃないよ!
私? 私はそこらに転がっている隠居でとても知識なんかありません。

知識人でない人を単に もの知らず といいます。

しかし、物知らずといいますのは結構しぶといものでして、
知り合いのドクター(本物のph.D)と議論になるとわたしゃ言うんですよ。
「数式や、外国語を使わないでわしを説得できなくちゃ本物じゃない!」ってね。


私は知識がないので、この拙文を書くのも広辞苑とか知恵蔵とかを参考にしております。(本当です)
ちょっと思ったのですが、私は知恵蔵とはネーミングとして非常に不適切と思います。
あれは知識蔵と称すべきです。
いくら知恵蔵を読んでも、知識は付いても知恵は付きません。


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