都会はすごい 2002.11.23
都会に移り住んで早や8ヶ月、いまだ都会のすごさに驚いております。

何を驚くのか?って、
驚くことはたくさんあります。
満員電車は以前から上京した時に堪能(?)しておりましたので、驚きには入りません。

  • 驚くことその一
    著名な建物が身近にあること、
    何ですって? って言われそうですね、
    でも東京タワーを毎日見るとか、霞ヶ関ビルの前を通勤するなんて、これはきつね・タヌキがいる田舎に住んでいた者にとってはものすごいことです。
    いえ、これ大げさとか冗談ではありません。
    以前住んでいたところではきつねの鳴き声を聞きました。まさか、あなた『コンコン』と鳴くなんて思っていないでしょう?『ギャーギャー』っていうんです。
    きつねは用心深いのでまず姿を見せません。それでも数年前、白昼、車で雑木林の中を走っていたら尻尾の長いきつねが目の前を横断していきました。
    タヌキ、これは夜道路を歩いています。
    イタチ、これはポピュラーです。戸をあけておくと日中でも台所にアサリに来ます。
    イノシシ、義母の畑を荒らすので困っています。
    まさにダッシュ村ですね
     
    田舎では珍しくない
    有名な事件が起きた場所も見かけます。
    いつぞや他社様を訪問するために地下鉄に乗りました。同行した同僚が言いました。
    『ここが地下鉄サリン事件の現場だよ』
      おえー、怖いよー

    市ヶ谷の三島由紀夫が自決した建物も見ました。
    ついでに言えば国会議事堂の前はしょちゅう通ります。首相官邸もすぐそばです。
    警官がすごいですね〜
    右翼の街宣車もうるさいですね、  私、右翼ではなさそうです。


  • 驚くことその二
    テレビに映る行事が身近に観られること!
    数日前、東京国際女子マラソン(2002.11.17)があり、家内がテレビで観ていて、折り返しを過ぎてから『ちょっと応援してこようよ』というんです。
    『おいおい、これから行って間に合うのかよ?』と言いながら家内と電車で出かけてもゴールする前に沿道で応援してまいりました。
    バイクのアンちゃんが配っている旗が『朝日新聞』でありまして気に入らなかったのですが、まあ断るのものおとなげないとありがたく頂戴し、精一杯振りました。
    その旗は帰り道最初に見かけたゴミ箱に放り込んできましたよ。

    今、大相撲の時期ですが、本物の相撲取りを電車で見ました。スゴイデスネ〜

    田舎では珍しい テレビカメラなんて珍しくないんですね!
    通勤途中どこかのテレビ局がアナウンサーが話しているのをカメラで撮ってましたが、通り過ぎる人、誰も気にもしないんですね!
    田舎でそんなことがあれば、そりゃすごい人だかりですよ!

    娘の話によると自宅近くの橋は以前テレビドラマの撮影に使われたそうであります。田舎ではすぐさま『○○まんじゅう』なんて売り出すところですが、都会ではそんなことはしないようです。

    ○○にはドラマの名前が入ります。

    私が住んでいた某県では何十年も前の美空ひばりの歌に出てくる地名を記念したせんべい、まんじゅうを今でも売ってますよ・・・


  • 驚くことその三
    有名人に出会うこと!
    転勤してまもなく、同僚が外出から戻ってきて『そこでスピルバーグに会ったよ!』っていうんです。
    オイオイ、冗談だろう!
      本当でした。
    田舎ではタヌキに出会ってもスピルバーグに会うことは決してありません。

    先日私の住む町に、偉大なる社会民主党の土井たかこ党首が演説に参りました。
    いえ、私は応援になんか行きませんよ 
    でもすごいですね!
    私がいた町に与党はもちろん野党でも泡沫政党でも党首や書記長なんて来たことありません。

    先週、わたくし都内某所において、かの高名な週刊金曜日の編集主幹という御仁をお見かけしました。テレビで観た方が目の前にいるということは不思議な感じがしました。
    こいつがテレビで『曽我さんが何を怒っているのか分かりません』と訳の分からないことをいっていた奴か!
    早速ポケットを探ったのですが、腐った卵も、腐ったトマトも持ち合わせておらず、かの編集主幹は幸運にも私の正義の鉄拳を受けずに過ぎ去っていきました。
    一声、非国民!と叫んだほうが良かったか今でも後悔しております。



お断りしておきますが、
私は田舎に半世紀住んでおりました。
決して田舎をバカにしたりしているつもりはありません。
そして田舎が嫌いではありません。
ただ、田舎では歌手やアイドルあるいは政治家の現物に出会うことは困難なようです。




本日のコメント


都会のすごさに慣れるにはまだまだ時間がかかりそうです。


Yosh様よりお便りを頂きました。(2002.11.24)

都会人
上の漢字は”みやこではひとにあう”と読むのでしょうね。

この世で一番恐いものは”人”だと鬼が言うておるそうです。
時々私もそのように感じることがあります。動物や虫などのほうがよほど人を恐がつているのでは。タヌキ、木ネズミ、鴨、雁や鹿等がこちらではいつでも観られます。田舎に住んでいる理由のひとつなのです。
本当はそれらを捕まえて食べたいのですができません。猟をする友人から鹿、ムースやゲームを貰うことでがまんしています。
なるほど、都会人とはそうも読めます。
すると都会では有名人に限らず、さまざまな人に会うのは当たり前ですね!
一番恐いものは”人”とおっしゃいますが、これまたそのとおりのようです。
わたくし、まさか熊がでるようなところ所には住んでおりませんでしたが、今まで動物から危害を受けたことはありません。

正確に言えば一度狂犬に出会ったことがありますが・・・

一方、ドロボウに入られたこともありますし、はっきり詐欺と分かるお誘いなど日常茶飯事です。
まさに、この世で一番恐いものは”人”です。
しかし、都会ではなく東アジアの田舎の国にも『核兵器、細菌兵器、化学兵器をおもちゃにしている』金将軍がおります。
この方、私たちにとってはフセインより危険です。

なんとかせねば・・・・

貴国の民主党が北朝鮮に強い態度をとるようブッシュ大統領に要求したそうですね、
大統領がその方向になることを期待します。

ところで、貴国の民主党は日本の同名の政党に『名前を変えろ!』なんて抗議はしないのでしょうか?






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