分かりやすい本 2003.04.13
小説ならともかく、何かを勉強しようとすると本を読みますよね、
その時、分かりやすい本とか難解な本があるのを感じるでしょう?

実は私、数年前「公害防止管理者」という試験を受けるために本屋で参考書を買ってきまして一生懸命勉強しました。
quest.gif はじめに買ってきて読んだ参考書は何度読んでも内容が理解できないのです。それで出費とは思いながらまた別の出版社の参考書を買ってきて読みました。
それがとても理解しやすくサアーっと頭に入りました。
おかげさまでその時は試験に合格しました。
次の年、また別の公害防止管理者にチャレンジしました。
ちなみに公害防止管理者には分野が10種類くらいありまして、これを全部制覇しようとすると定年まで楽しめそうです。
昨年の経験を生かして、良かったと思った会社の参考書を買ってきました。
ところがこれが分かりにくいんですよね、
何度も読みかえして、こりゃいかんと本屋に出かけました。いろいろ手に取ってみましたら、前年に分かりにくいと思った出版社のものが一番分かりやすいように感じました。
それでそれを買ってきまして、がんばったのです。
おかげさまでその時もなんとか合格しました。

いろいろ考えたのですが、まったく未知の分野の本を読んだとき分からないのは当たり前です。ひとつのことを説明するにしても本により著者により表現方法やたとえが異なります。ですから最初の本でひっかかっていたことが、あっそうなんだ!と理解が進むのではないでしょうか?

考えるまでもないだろうって? そうかもしれません。

そうなんですよ! 勉強するということは一人の人の考えを聞くだけじゃダメなんです。
さまざまな人の意見、主義、考え方を知ることが必要です。

まあ、そんなわけです そこで、環境会計について勉強しようとした時は八重洲ブックセンターに行ってそれに類したタイトルの本を5・6冊買ってきました。
その読み方ですが、最初の一冊はまじめに序文から後書きまで読みました。
次の本は目次を読んで最初の本で疑義があったり、分からないところに該当する章だけを読みました。
三冊目は疑問が残っているところ、興味があるところだけというふうに読みました。
こんなふうにして5・6冊も読めばそこらで話をするのには十分な情報を得ることができます。かつ、現時点のさまざまな考えがあり、それらの問題点が何かを知ることができます。

つい先日も地図の書き方を知る必要があり、インターネットでそのたぐいのウェブサイトを探しました。
中学生の頃、メルカトル図法とかボンヌ図法なんて習った記憶がありますが細かい投影法は忘れていました。
役に立つホームページはたくさんあります。ひとつのホームページでは分からなくとも、別のところでは説明が違いいくつかのホームページを読むと大体の技法を理解できました。

ここまで読んで「ジジイは何を語っているのか?」と思われた方がいらっしゃるのでは?
このひとりごとは表題が内容を現さず、最後まで読まないとテーマもオチも分からないのがいいところでございます。 
この世の中、いろいろな意見がございます。
  イラク戦争の是非、人間の盾がどうたらこうたら・・・
  北朝鮮には北風がいいのか? 南風がいいのか?
  中国は脅威なのか? 友好国なのか?
  日本はアジアで嫌われているのか?

そんなことひとつのメディア(報道機関)の論調を聞いてもわかりゃしません。
大体、メディアによってアジアの意味が違います。
朝日新聞のいうアジアとは北朝鮮、韓国、中国のことで台湾は入らないらしいのです。
すると台湾は大洋州に入るのでしょうか?
読売新聞になるとベトナムやインドはもちろんアフガニスタンあたりまで意味するようです。
イエ、本当のアジアとはなにか?ということを論じてはおりません。さまざまなお考えがあると言う事例に挙げただけです。
アジアとは元々はギリシアから見て東の地域のことで、現在ではイスラエルから東をアジアと呼んでいるはず?

あいすみません、外れっぱなしです、
私が書いているものが正しいか? 間違っているか? なこと私に分かるはずがありません。
言えることは私は発言する権利があり、あなたは信じても信じなくても良いということです。


たった一度の人生、大切にしよう この世に生を受けて半世紀も生きてまいりますと、いろいろな経験をしてまいりました。
間違った道を選んでしまってたった一度の人生を棒に振ってしまった人、
ちょっとした電話での勧誘にはまって自己破産した青年
楽しい人生を送れたのに刑務所に入ってしまった人、
間違った教えを信じてハイジャックをしたり、主義が違った人を殺してしまったり、
既に時代遅れとなった主義を信じていまだに社会に武力闘争を挑んでいる人々、

そんな風な人生を選んではいけません。
人生の決断には十分な情報を得てからにしましょう。
学校の先生が言っていたとか、組合の指導者が薦めていたとか、街頭で勧誘されたとか、そんなたわいのないことで重大なことを決定しては後悔します。
今の時代、ネットからさまざまな情報が得られます。
時間を惜しまず情報集めをすることです。
昔の人も言っていますよ、敵を知り己を知れば百戦危うからずとね、


さて、やっとたどり着いた本日のテーマは、
自分の人生は自分のもの、自分の人生の責任は自分がとるしかありません。
何事も判断する前にはさまざまな方法で情報を集め、よく考えて判断しましょう。
たった一度の人生を大事にしましょう。




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