軍拡は戦争を招くのか? スローガン検証(2) 2003.06.27
人間の寿命は限られており、人は人生において自己実現をしなければなりません。 ですから、つまらないことに拘っていてはいけないのですが、平和主義者の語る言葉に日本がだまされないようにジジイはがんばらなくてはなりません。
obq.gif 言葉というのは意外と力を持つものでして、平和憲法とかなんたらかんたらかっこいい、飲み込みやすいフィーリングはそのまま扇動力となるのです。
 扇動力の国際単位を作らねば・・
以前私の住んでいた自治体で何かキャンペーンをしようということになったとき、不肖おばQも末席に参加しました。で、何をしたかというとキャッチフレーズを考えるのに半日の会合を2回持ちました。そしてなんとか語調の良いフレーズを作り上げヨカッタネ!?そのあとは具体的な進展はなし?
本当の活動はそれからじゃないの?一体全体??


さて、某政党や国会議員は『軍拡は戦争を招く!』と語っております。
本当に、軍拡は戦争を招くのでしょうか?

軍拡は戦争を招く

だから日米は軍備を減らせ!


という論理であります。 軍拡は戦争を招くということを論理的に証明できるのでしょうか?あるいは数学的ではなくとも過去の歴史から実証できるのでしょうか?
昔ピカドンと言いました 少なくとも人類史上最大の武装を有したのは冷戦時代でしょう。(現在はアメリカ・ロシアとも当時より核兵器もミサイルも戦略爆撃機も減らしています)
さて冷戦時代は戦争が起きなかったので、だからこそ冷戦時代なのです。すると軍拡は戦争を招くという論理は実証はされていないようです。
燃焼の三要素は燃えるもの、酸素(空気)、着火源、
殺人の三要素は動機、機会、凶器、
戦争の三要素だってあるわけで凶器じゃなかった軍隊だけでは起きるはずがありません。

仮に軍拡が戦争を招くとしましょう。
では今現在東アジアで軍拡しているのはドーコダ? おなじみのテポドン
中国の遠洋海軍力強化、
北朝鮮の核開発・ミサイル開発ではありませんか?
ならば軍拡反対運動の対象とすべきなのはこの二カ国ではないのでしょうか?
軍拡は戦争を招く、だから軍拡反対、よって中国へのODAや技術援助に反対します。中国への工場進出と技術移転を禁止すべきです。北朝鮮の軍拡反対のために外為法の厳格運用と資金援助、入国規制をしましょう・・・・となるのが論理的ではないのでしょうか?

なぜかは知りませんが、軍拡反対! 平和主義を唱える人々、政党こそが中国の人民解放軍の精強を称え、北朝鮮の軍隊を閲兵して悦に入っているのです。


ああ、堂々の人民解放軍
天安門で何人が殺されたのでしょうか?

謎としか言いようがありません。


軍拡は戦争を招くことが理論的にも、経験からも証明できないこと。
軍拡をしている国々に反対せずに、むしろその精強さを褒め称え!
弱小軍事国家である日本が北朝鮮に対応する程度の軍備をもつことに反対することは

もう、ハチャメチャダ!


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