友達より1センチでもウェストを細くしようというおとめ心や、お腹が出てきたのを気にする中年ごころが推進力となってそういった施設は繁盛しているようです。
|
でもね、不思議に思うのです。 |
ところで、フィットネスクラブの近くに住んでいる友人から聞いた話である。
最近の選挙でも某政党の政治家が「改憲の動きには法を破っても断固阻止する」なんて大勢の前で語った方がいます。
ところが世間では廃棄物の99%以上をリサイクルすることをゼロエミッションというらしい。
危険のない、事故のない職場を作るのが「理想」で、それを実現するのが「目的」です。
高い理想を持つこと、目的に向かって努力することは尊いと思う。
しかし手段を目的化したり、指標を目的化しては・・・・ちと悲しい。
ほとんどビョーキという表現があるが、そんな考え完全にビョーキじゃない?
どうも、管理人さん。毎度お騒がせしております、大国主命であります。 スポーツクラブ!これは小生の住む町にもしっかりあります。ウェルネスというところ(専門学校でもある)です。 この施設では、別に救急車に担ぎこまれる人間はいません。 通うのは、暇を持て余した人間であり、ただからだを鍛えるよりも、若い男女と秘密の関係になりたがる、助平根性丸出しが目的なのでそんなことはありません。そんなことですから、20kmはなれた町からでも通う人間がいます。 救急車が来るのは、まあ、近くの公園ですね。 昼間や休日は野球で、夕方は空手や柔道、夜中は暴走族の抗争、といった理由で怪我人が絶えないですね。 では、本題に入りましょう。 小生の仕事である酪農では、最近家畜排泄物処理法なる法律が去年から実質施行(法律は6年前に施行されていますが、5年間の経過期間がもうけられた)され、どの同業者からもため息吐息であります。なぜなら、堆肥の処理が今までのように自家消費で済まされなくなっているからです。どの経営も、今まで堆肥は牧草のための堆肥処理であって、稲作農家や蔬菜農家のための堆肥処理をしていたわけではないのです。全く、行政はそれなのに、「各経営100ヘクタール撒け」「堆肥舎は環境にいいものをつくれ」「堆肥処理の状況報告を半年後ごとにしろ」とか、まるで朝ピー等反日メディアのような支離滅裂なことをいってきます。 堆肥は、作物ごとに肥効が違うので、施肥量や、熟成期間も大きく違います。たとえば、米作りや果樹なら10a毎に3t、根菜類なら2t、ホウレンソウで6t、トマト4t、牧草なら11tであります。 熟成期間も、牧草なら3ヶ月で十分ですが、米なら半年、果樹や根菜類、蔬菜類なら2年〜3年。おがくずや鉋屑を使うなら早く発酵しますが、籾殻やコーヒー殻、食物残さでは発酵速度にムラがおおきいので、簡単でありません。行政は、これをいうと「ブロアーを使え」「攪拌機を買え」とかまあ、百万単位の買い物を要求しますね。環境にやさしい堆肥生産とは、金もかけず、労力もそんなにかからない方法(カブトムシやクワガタをいれておくか、鉄パイプを何本か刺して空気をいれる、攪拌はショベルかバックフォーを使う)のが一番ではないでしょうか? あと、自家処分を超える量のみ他の経営に分けるといったのが慣行だったのに、このインチキ法律施行後は、他の経営に押し売りしてでも堆肥を使わせる仕組みになっています。本末転倒も甚だしいです。この法律が、本当に目的である堆肥の適正処理や適正流通を達成できるのか?小生にとって疑わしいこと、この上なしであります。 ちなみに、行政のいうとおりにやった場合の堆肥処理の経費をここに示します。多分、管理人さんは「マジカイヤ!」とおっしゃるでしょう。 こんなに金つかう「環境保護」なんて真っ平であります。 しかも、堆肥販売で経費を賄えってトンデモないことをいうんですよ。 堆肥舎建設費:100坪で1000万(木造)〜2000万(鉄骨) 攪拌機械:60万〜200万(規模や電気化するかで大きく違う) ランニングコスト:月7万以上(電気化すると非常に高くなる) 堆肥販売:15kg入り100〜400円か2tダンプ一台分1000円 乳牛一頭:60kg/日の糞尿、肉牛一頭:30kg/日 日本の平均酪農規模:北海道110頭、都府県45頭 どうでしょう?これが役所のいう「環境保護」や「リサイクル」の正体です。いかがお考えになるでしょうか? |
大国主命様、ご指導ありがとうございます。
正直申し上げまして、そのような法律があるとは存じませんでした。
環境だとか公害だとか、私もいっぱしのことを語っておりましたが、実は何も知らないんだと実感しました。
反省いたします。
私の仕事で感じているのは、【環境保護】というのは実は『環境を保護すること』ではなく、『環境保護と語って金儲けをすること』ではないかと思っております。
【戦後民主主義】というのが『戦後』とも『民主主義』とも無関係なのと同じです。
もっと、もっとあります。
【反戦運動】とは『戦争に反対すること』ではなく、『共産主義に味方すること』だというような詐欺的言い回しには困っております。
この表現にご異議あるかたは、反戦運動が北朝鮮の核開発にいかなる反対運動をしているのか? 中国のイージス艦製造や中国の海底ガス田への軍艦派遣に反対している証拠を提示願います。
まあ、私たちは日本人を止めることもできず、己の仕事をリセットすることもできません。
渡世の義理とはよくいいますが、辛くとも涙を流さず耐えるしかなさそうです。
男の美学でしょうか?