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知らぬは放っとけぬ
佐為さま あらまです 「知らぬは仏」。楽しく読ませていただきました。 しかし、いつも思うのですが、よくぞ話題が絶えませんね。 アインシュタインの脳細胞が、今も標本として残っているそうですが、佐為さまの脳細胞が、どんな構造なのか、知りたくなりました。 イギリスのシェークスピアも、その豊富な才能に、実は一人ではないという説があるとか・・・。 もしかしたら、佐為さまは、お一人ではない・・・という仮説を、小生は立てております。(失礼しました) さて、今回の話題、「知らぬは仏」。小生の地方では「知らぬが仏」といいます。 微妙に、ニアンスが異なる気がします。 ところで、社会人の一員として、世の中にたくさんある、法律、条例、きまりの全てを知っていなければならないのかもしれませんが、そんなことは無理ですね。 現実的には、自分の身近な法律や決まりゴトを、指摘されて、ようやく気が付くぐらいだと思います。 そこで、思い出すのが、今年の春に話題になった、PSE法(電気用品安全法)。 ビンテージ物が流通困難になるということで、反対運動が起きて、結局、「レンタル」販売ということで、玉虫色の決着がつきました。 実は、この法律は、これで済んだわけではないのですね。 このURLを御覧下さい。 なんと、今後も、2001年に施行されてから、7年後、或は10年後に猶予期間が過ぎる対象品目に、電線とかヒューズなど電気部材があるのですね。 中古品を扱う電気、機械屋さんはもとより、中古家屋を扱う人も、中古自動車も対象となりますよ。 つまり、小生の工場の古い工作機械も、小生の住んでする築30年目のボロ屋敷も、小生が乗っている古いサニートラックも、そのままでは売りに出せなくなるのです。 あれだけ騒いだのですから、2008年4月になっても、「知らぬは仏」では済まされませんね。 |
あらま様、毎度であります。
論点の1
私はただ一人であります。そうでありながらわけのわからないことが湧き出てくるというのはもう常人ではないのかも?
但し、間違ってもシェークスピアとかダヴィンチとは比べてはいけません。あらま様のお隣のダジャレ奥さんとか会社のオヤジギャク男と比較していただくレベルかと・・・
論点の2
「知らぬが仏」か「知らぬは仏」か?
これは間違いなく「知らぬが仏」です。
これを書くとき私なりに考えたんですよ、「知らぬは放っとけ」と言った上長がいたのは事実です。これを「知らぬが放っとけ」としては文としておかしい。更には「知らぬが放っとけぬ」では意味になりません。
それでインターネットでググッて見たら「知らぬは仏」という正しくはないんでしょうが言い回しも世の中で使われていることが分かりました。
それで表題を「知らぬは仏」とした次第です。
但し、本文の中では「知らぬが仏」としております。 ご確認ください。
論点の3
おっしゃることはよく分かります。しかし人生の9割を製造業で過ごしてきたものとしては、製造物責任には限界があることを明確にすべきと思います。
消費者の安全を優先することにより、国際競争力が落ちたという事例は多々あります。
昔のこと、昭和30年代末のことですが、個人タクシーをしていたわたしの叔父がダットサンブルーバードで30万キロ走ったので日産自動車に表彰でもしてもらえないか?と持ちかけたところ、そんなに長く乗らないで車を交換してくれないと困りますといわれただけだったと聞きます。
今では政府と電器メーカーが共同で家電品買い替えして省エネしましょうという運動をしてます。それが地球温暖化を止めるそうです。 謎!
佐為さま あらまです 確かに、製造物に対する責任には、限界がありますね。 ですから、ユーザーや古物商側にも使用責任を課そうというのが、そのPSE(電気用品安全)法だと思います。 本来は、漏電事故防止対策のひとつであった当該法律でしたが、いつのまにかその趣旨が薄れてしまった感じです。 実は、火災原因の中で、漏電と思われるものが、結構多いのですね。 http://www.nrips.go.jp/org/second/fire/ http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/syoubou/Seikatu21.htm テレビを始め、ほとんどの電化製品はコンセントに刺しっ放しだと思います。 田舎に住む小生が消防団員だった頃、それが原因だと思うような現場をよく見ました。 これから老齢化が進み、独居老人が多くなると思います。 それに比例して、漏電事故も多くなると思います。 しかし、その対策は難しいですね。 箱の中を分解したり、屋根裏や、壁の内側を見る機会なんて、そうあるものではないですね。 「知らぬが仏」とばかり、無視していれば、問題が解決するものではありませんね。 北朝鮮問題でもそうですね。見えないからと気にもとめてなかったのが、実際に偵察衛生で覗いて見たら、とんでもない事をしていました。 中国のミサイルだって、日本を向いていると言うではありませんか。 つまり、銃口を向けられていると同じコトですよね。よくそれで、平然としていられます。 そんな中国に対して、ODAの凍結を解除したと言うのですから、政府のやっている意味が理解できません。 小生は、そうした国内の感覚に対して、非常に危機感を覚えています。 確かに、いたずらに騒ぎ立てる事もよくないですが、ぜんぜん関心を示さない事もよくないと思います。 「知らなかった」のと、「知っていても無視した」のとでは、全く過失の度合いが違うと思います。 そうした意味でも、無防備宣言をする人たちは、さらなる確信犯として、天誅が下されるべき賊であろうと思います。 佐為さまが与えてくださった今回のこの「知らぬは仏」というテーマは、時宜を得たものだと思います。 |
あらまさま、毎度ありがとうございます。
アメリカのULは今から100年前、電気火災への支払に耐えかねた保険会社が設立したそうです。エジソンが、いやエジソンより前から電気が使われようになったときから火災の原因になったようです。
おおっと! 人間がプロメテウスから火を頂いてから火事が起きたような気が・・
昔、原子力を第三の火なんて言いましたが、これも火災の原因となりそうです。
いやあしかしですね、私がちょっとその辺で見かけたことを書いただけですから、あらま様、ちょっと深読みしすぎでは?