共産主義あるいは社会主義者であるなら中国のいうことは何でも正しいと思うとか日本を否定するとか、その反対に反共主義者ならば大日本帝国のものをすべて肯定するということとはカンケーないはずです。(と思う)
しかし、現在の各メディア、論壇あるいは投稿を見ていると、社会主義と南京虐殺、慰安婦問題などの自虐史観はセットになっている。もう一つ例を挙げれば反戦主義から反日の丸、反君が代の先生がいてもおかしくないが、それが慰安婦や南京と結びつくには「何か」がなければならないと思う。
言い換えると社会主義政党や共産主義政党に愛国心あふれる国会議員がいて当然だし、南京問題に疑義を呈する方がいても当然だろう。しかし、そのような方はお見受けしない。前記のとおりこの種類が全然違う問題がセットになっているというのはなぜなんだろうね？？
下世話な見方をすれば単に自分たちの主張を広めるために、手当たり次第に役に立ちそうな情報や道具を取り込んだと言うことだ。でも目的は手段を正当化しない。自分たちの主張を広げるために中国礼賛、韓国礼賛のへりくだった論理を展開することは非常に危険だ。
昔、ロケットの振動が燃料を振動させ、その振動がロケットを振動させてコントロール不能になるなんて問題をガッコで習ったような思い出がある。
危険なことは自分たちの主義を広める便法として使ったことがあとでツケを求めてくることだ。今、自虐史観を広げている政党が政権をとったとき、中国、韓国から「あなたは過去の日本に悪行を主張していたのだから、その代償を払ってくださいよ！」といわれるのは論理的な帰結だ。南京問題、慰安婦問題は私はそれが真実か捏造を知らないが、現在それを主張している政党は韓国、中国から要求された時は否定できないはず。政権をとった政党は国民の税金でツケを払わなくてはならないだろう。
野に下った政党は「自虐史観は嘘だ！」といって政権を取り戻そうとするだろう。そして国粋主義的教科書を採択するよう各種メディア、教育委員会に圧力をかけるだろう。各メディアは視聴率さえ稼げればいいのだから国民感情になびくでしょうね。
結局、自虐史観とはサヨクが勢力を伸ばそうとするためのツールに過ぎない。
そうじゃない、社会主義になると自然と自虐史観になるんだとおっしゃる方いらっしゃいます？？