あたりまえ2001.09.29
世の中には困ったことがたくさんあります。
外務省の不祥事、某県警をはじめとする官公庁の腐敗汚職、ガッコの先生がこどもとエッチだけじゃあきたらなくて殺しちゃったり、子供が人殺しをしたり、電車の中でマナー違反を注意したりすると殺されちゃったり、、乳製品に異常があっても対応が悪い会社があったり、つい最近は凶悪な無差別テロが行われ日本人も多数まきこまれました。
困ったことです。
でも、ちょっと見方を変えてみませんか!
世の中とはこうあるべきだと理想を決め付け、思い込んでいるふしはありませんか?

世の中こんなもんですよ 人間は神様じゃないから悪いことをするし、間違えることもある。
会社も官庁もシステムのミスもあるしコミュニケーションエラーも起きる。
警官だって先生だって人間ですから犯罪を犯すことはあたりまえなんです。
こどもが殺人を犯すこともあたりまえなんです。
官庁で使い込みがあるのもあたりまえなんです。
世の中には危険な人、犯罪者がいてあたりまえなんです。
世界には狂信的な宗教もあるし、テロに走る人がいて当然なんです。

それが起きてあたりまえだという前提で世の中を見る必要がありませんか。
いい、悪いの問題じゃなくてそれが現実なんです。

じゃ、どーすんの?

万引きして捕まっても平気なこども、いやそれどころか親も「いくらなの?」なんてノーテンキな方がいますね(^^)万引きしたという現実を認識してその是正をすべきですよ。

某OA機器メーカーでは毎年の会社報告書で「今年は使い込みが何件、何百万あった。」と書いているそうです。「私の会社は使い込みゼロです。」というところよりこの会社信用できますよ。

ニューヨーク市警では警察を取り締まる組織があるそうです。(日本は制度があっても専門に取り締まる組織があるとは聞いてません)我県警に不祥事なし、と胸を張るところよりここの警察は清廉であろうと思います。

某歯科大学で国試の問題漏洩がまだ解決できてません。ないはずだ、あってはならないという思い込みでは絶対原因究明も解決もできないでしょうね。
あってはならない、なくてはならないという言葉は葬儀会社のキャッチフレーズだけにしておきましょう。
あるべき姿は、現実を直視し、最善の手を打つことです。

昔、わたしの県で学校火災があり調査の結果原因がわかったが、調査団が校長、先生のことを思い原因不明、管理上の問題なしと結論したということを聞いたことがあります。こんなことでは再発は防げませんね。
人を憎まず、原因を憎んで処置せねば向上はありません。

異常な犯罪が起きた時、犯人の精神分析が重ねられますが、精神障害を立証したところで再発が防げるのでしょうか?犯人の保護がいきすぎと感じるのはわたしだけでしょうか?日本では被害者より加害者が保護されるのね?精神異常であろうとなかろうと速やかな再発防止策をしてほしいね、危ない人がいるなら精神病院に入れて欲しい。
「人権・人権!」と叫ぶ人、自分や家族が被害にあってもそう言うのかい?

子供が人殺しをするという事件が多発してます。
社会が悪い、教育が悪い、といったところでどのような改善があるのです?
とりあえず少年法を改正するかということはあたりまえかと思います。

ニューヨークのテロが起きて、
貧困をなくそう、宗教、人種、国家を越えた理解を!といっても実効なさそうです。
とりあえず、日本では有事法制をキチット決めて有事のさいに速やかに対応できるよう体制を整えるのが本筋かと・・・・

そうそう、あまり言いたくはありませんが、某国の憲法前文にも、
◆平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。◆
なんてありますが、これ思い込みというかボケの典型ですよ。
平和を愛する中国では核実験をするし、公正な北朝鮮はテポドン打ち上げるし、信義ある韓国は日本の領海侵犯して自ら体当たりして自沈した漁船の賠償を求めるし、、どこに前文にかかれたような信義ある国家があるのでしょうか?
「後方支援は憲法違反だよ!」なんて言ってる土井たか子さん、中国、北朝鮮、韓国に「憲法違反だよ!」とぜひ言ってください。(^^)

人間にも社会にも完璧はありません。不具合があるのは当然です。不具合が見つかればその原因を探し、正していけばいいだけの話です。 完璧であるべきだ!と言う思い込みが不祥事を隠し是正を困難にするのです。 2000年も前から言われてますよ「過ちて改めざる、これをこれ過ちという」ってね、
間違いはあって当然、だから原因を明らかにして、対策する。これがあたりまえですよ。

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