ハト派とタカ派2001.10.19
俗に問題が起きたとき交渉重視をハト派、武力行使を選択するものをタカ派という。
でもこれおかしいよね。ハトが平和を愛するか?タカが戦争好きか?。
ハトになるな、タカになれ! ハトが平和を愛するなんて誰が言い出したの?ノアの箱舟でもハトは陸地を見つけたらそのまま飛んでしまった情のないやつなんだよ。どなたかがハトを羽の生えたねずみと呼んでたがそのくらいばい菌を持ち、人に害を与える害鳥である。多くの駅でハトのふん害には憤慨している。ピースの缶に描かれたハトですら肺がんを運んでくるんだ。ろくでもない鳥であることに間違いない!
一方のタカは滅びつつある生物で子孫を残すこともままならない。獰猛と思われるか知れないが、単に肉食というだけのこと。いえいえ、食物連鎖の頂点にいるからこそPCBやDDTの生物濃縮のダメージを受けているかわいそうな生物だ。
滅びゆくといえばわしのような愛国の士も滅びつつあり、かわいそうな生き物なのだよ!

交渉事には交渉のうまい者と下手な者、勇気ある者と意気地なしがいるだけ。
交渉相手として組みしやすいのは当然タカ派である。なぜなら、タカは外部に対してもタカであるし、内部に対してもタカであるからイエス、ノーがはっきりしている。
ハトを相手にしては、妥協点を見出してもあとで内部をまとめられなくてだめですなんてことになるからオチオチ交渉できない。

政治家は常にタカ派であれ。もしハト派と呼ばれたらそれは最大級の蔑称であると心得よ!
すべての決定を自らの責任で行い、人に流されないこと、それこそが日本を背負う資格であろう。政治家の椅子は座るものじゃなくて背負うものなんてね(^^)

某外相は国内ではタカでも中国に行くとハトどころかカナリアになって歌を忘れてしまったそうな(**;



SNさんからのお便りです。
初めてお便りします。昭和40年代の独身男性です。
私もハト派,タカ派という区分けを可笑しいと思っていました。ここではタカを代表としている猛禽類は,高空から獲物を捕捉し,自身の安全に気を配りながら機会を狙う利口な鳥という印象がある一方,ハトは鳥類の中で一番頭が悪く,周囲に付和雷同する上に無意味に獰猛つまり好戦的という話を聞いていたので…。
私は「平和維持」とは権謀術数を図り必要とあれば嘘でも暴力でも使わなければいけない3K仕事だと思っています。となればそれに対応する仕事をしているはずの政治家さんたちは,管理人さんのおっしゃる通り皆現在の定義の「タカ派」になってもらわないといけませんね。
ちなみに私流の定義からすれば共産党,社民党は確かに「ハト派」ですね。「つくる会教科書」問題,現在の「文明国家」対「カルトイスラム原理主義者」の戦争と,立て続けに前述のハトの愚かしい習性そのままを演じてくれました。
かねがね思っていた事だったのでお便りしました。これからも影ながら応援しています。
またお便りお願いします。
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