健康を維持するには2001.11.12
人間一番大事なもんは何でしょうか?
そりゃ大事なもの、ほしいものには、お金、土地、家、仕事、地位、名誉、学歴・学位などなどたくさんあります。私の場合はもっと上位の囲碁の段位もほしいです。
でもいっとう大事なものは健康でしょう。ふだん健康がありがたいと思っている方は少ないですが、いったん病気になると健康がいかに大事かを文字とおり身にしみて感じますね。幸い、私は五十路半ばまで入院したのは盲腸だけです。でも現在持っている病気は高脂血症、胃炎、逆流性食道炎、痔、虫歯、歯槽膿漏などなど在庫豊富です。最近は頭も薄くなってきました。

長生きするためには予防医学が大切だよ! 誰でも健康を維持し病気にならないようにいろいろ手を打っているでしょう。
定期的に健康診断を受けるとか、運動をして体を鍛えているとか、あるいは万一に備えて生命保険に入るというのもあるでしょう。一般的に、できるだけ病気にならないように、病気になってもすぐ発見するように、そして病気になってしまった時に備えるというステップになりましょうか。

ここで、自分が病気にならないと信じている人がいるとします。この人は健康診断も受けないし、運動もしないし、保険にも入ってません。だって、病気になるはずがないんだからそんなのは全くの無駄ですもん。
あるいはまた、大事なお題目を唱えていれば絶対病気にならないと信じている人がいるとします。私は宗教を信じることが意味がないなんて思いません。夜、道端で車を修理している人が一心に念仏を唱えているのを見たことがありますが、その心理は理解できます。念仏を唱えることで気力を高め、集中力を高め自分の力を最大限に発揮できると思います。でもこと病気に関しては念仏だけでは防げないでしょうね。細菌やウイルスに対して念仏やお札が効くことはありません。
みなさん、絶対病気にならないと信じている人、あるいは念仏を唱えていればどんな病気にもならないと信じている人がいたらどう思いますか??

実はそのような人が日本にはたくさんいます。
そういう人たちやマスメディア(新聞・テレビ)は病気に備えることはない!病気に備えようとするから病気になるんだ!と分けのわからないことを言っています。
もう分かっちゃいましたか、そうです日本の防衛ですね。
日本が戦争を起こさないように、日本が外国に攻められないように、外国の戦争に巻き込まれないように、今盛んに行われている正規な国家でない勢力によるテロを防ぐために、日本の防衛を考え、それに備えるのは自分の健康管理と全く同じことじゃありませんか!!
はたして戦争になることを考えないことで、あるいは念仏(平和憲法とも言います)を一心不乱に唱えることで戦争は防げるのでしょうか?
それともこの人たちはいったん戦争が起きた時、日本が混乱に陥り国家崩壊するのを期待しているのでしょうか?
もう馬鹿らしくて考えたくもありません。
平和を守るために備えるんじゃないの!
なぜ私はこんなあたりまえのことをわざわざ書いているんでしょう?
このようなあたりまえのことをあたりまえと思わない人、報道機関がなぜあるのでしょうか?
繰り返して申し上げます。健康診断は病気になるためじゃありません。体力つくりは病気になるためじゃありません。健康保険は病気になるためじゃありません。
すべては病気にならないためなのです。

戦争を考えること、あるい軍備や法律を整備することは戦争を起こすためじゃありません。戦争を防ぐためなのです。
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