タイガージョーさんの投稿 2006.11.22

同志タイガージョー様より大論文を頂きましたのでアップします。
お久しぶりです。最近は仕事が忙しく、ほぼ二ヶ月ぶりのお手紙となってしまいました。最近教育基本法を巡って左翼が騒がしいようです。思想の自由と愛国心を巡って大声を上げています。
愛国心の強制をやめよ?
では逆に聞きたい。あなたはどのような愛国心を持っているのか?「オレ流愛国心」を示してみよ!と言いたくなります。ちなみにフランスでは選挙で左翼政党が勝利したときにもお祝いに国歌が流れ、国旗が振られるそうです。左翼流愛国心も一つの方法論です。 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/11/20/20061120000060.html
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【コラム】ホロコーストと北朝鮮軍の「南侵」 2006/11/20
今夏、米国のある大学を訪れた際、ドイツ人の訪問研究員に会った。韓国とドイツがともに経験した第2次世界大戦後の分断問題について話し合っているうちに、韓国の「国家保安法」の話題になった。
ドイツにも個人の思想の自由を制約する法律があるのかと尋ねたところ、この研究員は意外にも「ドイツにも似た制度がある」と答えた。それによると、外国人がドイツ国籍を取得する時に、必ず認めなければならない「事実」があるという。
外国人がドイツ国籍を得る際に、ドイツ政府から尋ねられる質問とは次のようなものだ。まず「イスラエルという国が存在する権利があると考えるか」という質問だ。そして「(ドイツのナチス政権がユダヤ人を大量虐殺した)ホロコーストは実際にあったことか」という質問が続く。
もちろんドイツ人になるためには、この2つの質問にすべて「ある(あった)」と答えなければならない。そうしなければドイツ国籍を取得するのは不可能だ。
他の国家と違い、ドイツにこうした特別な制度がある理由は容易に察することができる。罪のない人々をむごたらしく虐殺した過去を反省し、ナチス独裁政権を否定する認識こそ、第2次世界大戦の敗戦から立ち上がった「自由ドイツ」が存在する根拠となっているためだ。だからこそ自由ドイツ人になろうとする人は公式にこれを自分の口で認めなければならないのだ。
これらを否定することは個人の自由かもしれないが、少なくともそうした考えの人物をドイツとして迎え入れるわけにはいかないというのが社会共同体の約束であり、規律なのだ。
こうした認識を求められるのはドイツ国籍を得ようとする外国人だけではない。ドイツ国民に対する反ナチス教育も徹底している。ドイツの生徒は11年生(高校2年生にあたる)になると、1年かけて独裁者アドルフ・ヒットラーについて習う。この間、ヒットラー時代の戦争捕虜収容所の残虐性やユダヤ人虐殺について徹底的な反省が行われる。
一昨日、次期統一部長官に内定している李在禎(イ・ジェジョン)氏は国会の人事聴聞会で、「韓国戦争(朝鮮戦争)は南侵(北朝鮮による韓国の侵略)か、それとも北侵(韓国による北朝鮮の侵略)か」という質問に対し「ここで規定して発言するのは適切ではない」と答えたが、さらに追及されたため「すでに南侵だったと規定されている」とした。
李在禎氏はまた、書面による答弁で「金日成(キム・イルソン)に対する評価は後世に委ねられるべきで、まだ過去の歴史は整理されていない」とした。
こうした発言を見る限り、韓国政府の長官としてふさわしいかどうかを論じる以前に、李氏が果たして韓国人としての基本的な資格を備えているかどうかすら疑わしく思える。
大韓民国と韓国民はどういう経緯で現在に至ったのか。韓国は統一とイデオロギーを名分に戦争を起こした北朝鮮の金日成政権に対抗して戦った人々が建てた国であり、韓国民はその人々の子孫ではないのか。李氏の発言は大韓民国と韓国民を侮辱するものにほかならない。
世界のどの国にも絶対に譲歩できない原則と国民的合意が存在する。ヨーロッパ大陸で起きた宗教迫害から逃れた人々が建国した米国では、宗教の自由と旧宗主国からの独立を国家の原則としている。そして南北戦争の犠牲を通じて勝ち取った奴隷解放と連邦主義もまた、今の米国の根幹となっている。こうした原則と精神を幼稚園児の頃から教え、国旗の前で宣言させ、国民のアイデンティティーを保っているのだ。
韓国戦争に対する学問的な分析や議論を行ってはいけないと言っているのではない。しかし、金日成の南侵を防ぎ、国民の自由と国家の独立を守った歴史こそ、韓国という国のアイデンティティーを成す基本的な事実であるのは間違いない。少なくとも大韓民国では、これを素直に認めない人物や勢力との共存はできないのだ。
一般市民にも求められる道理を、よりによって長官になろうとする人物が否定してよいはずがない。
姜孝祥(カン・ヒョサン)記者(経済・産業部) 朝鮮日報/朝鮮日報JNS
確かに日本国も共同体の一つですから約束事は必要です。日本人の約束事としては何がふさわしいでしょうか?

国旗、国歌?−出来てまだ二百年ぐらいしかたっていませんが、国旗と国歌に礼を尽くすのは当然であります。ドイツ人に対して『「ドイツの国旗や国歌を強制するな」と明言している外国人をドイツに帰化させるか?』と質問したらかなりの確率でノーという答えが返ってくるでしょう
憲法第九条?−九条のせいで日本の領海は侵犯されまくりですが・・・。それにしてもユダヤ人に対する現ドイツの対応を見習えといっている勢力がイスラエルに否定的なのは何故でしょうか?
天皇陛下?−確かに天皇制は世界に冠たるシステムですが、将来、この地位を継承されるのは誰がふさわしいかと言うことになると簡単ではありません。従って統一されたコンセンサスは作りにくいでしょう。悠仁殿下がご立派な御仁になったときには日本がもっと良くなっておりますように・・・。
日本は独立国である−おお・・。これこそ聖徳太子の時代から受け継がれてきたコンセンサスです。日本は中国の朝貢国ではなく、元寇に屈する者ではなく、黒船に隷属する者ではなく、マッカーサーに占領されっぱなしではなく、マルクスレーニン主義のいいなりではなく、アメリカさえも独立国日本といつの間にか対等に持って行ってしまう者であります。これこそ日本国共同体の理念ではないでしょうか?
左翼の皆様は「思いやり予算」を理由に自由党は日本をアメリカの属国化しようとしていると言われます。しかし平時に軍を備え、戦時に総帥権を一本化する事がいかに理にかなっているかは韓米間を見れば分かります。しかしそれにもまして左翼陣営からは「体制側ではない、これがオレ流愛国心だ!」と言う気持ちが伝わってこないのです。日本国や日本を愛することを否定することも思想の自由ですが、それを日本国で日本人が行うことが果たして適切なのか?新しい教育基本法は日教組教育否定と言う形ではっきりとそれを示しているようです。
タイガージョー拝




同志タイガージョー様より大論文を頂きましたのでアップします。(06.11.26)

朝鮮日報のウソ
佐為さま あらまです
タイガージョーさまの大論文を読ませていただき、さすが「朝鮮日報」だと思いました。
ドイツ国籍を取得するための‘踏み絵’行為、そして学生の歴史教育、ともにそんな事実はないようですよ。
いま、小生の横にいるドイツ人が笑っています。
彼の子供は、ちょうどドイツの11年生。第二次世界大戦の歴史は10年生の時に少しやったそうですが、11年生の今は「そんな授業は受けていない」そうです。
ご存知、ドイツの教育制度は日本のそれとは大きく異なり、11年生ともなれば、夫々の専門分野に進むそうです。
彼の妻は日本人。彼女の日本での歴史教育では、第二次世界大戦に至る前に終了。戦中・戦後は自習だったそうで、ナチによる悲劇は、『アンネの日記』でしか知らなかったそうですよ。その『アンネの日記も』捏造だったようで・・・




タイガージョー様からお便りを頂きました(06.12.03)
深謝
先だってあらま様から貴重なご指摘をいただきました。そこで私なりにドイツの教育システムを調べてみました。ドイツ帰化についてもドイツ領事館が発行している日本語文を確認しましたが、朝鮮日報に記載されていることは確認できませんでした。ビザについても同様でありました。
あらま様には貴重なご指摘をいただき深謝いたします。
佐為様にご迷惑をおかけしました誠に申し訳ありませんでした。
             タイガージョー拝


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