Journals of the Virtual Geographic League 7-8月号に載っている記事の翻訳 です.現在まだ印刷されたものは国内のサイトには配布されていないようですが, インターネットのWWWで見ることができます.  例によって,素人の翻訳ですので,訳の内容に関する責任は負いかねますので ご了承下さい.正確な内容が必要な場合は,原文を参照して下さるようお願いし ます.明らかな誤訳があれば指摘して下さい. JIRO ------------------------------------------------------------------------ Response to Field Notes Paul "Ronin" Tierney  機関紙の最新号のあなたの記事は歓迎すべき情報でした.この機会にそのフィ ードバックをします.  まず最初に気になったのは,メックをキルするのに3回の一斉射が必要だと言っ ていることです.そんなことはありません.然るべく狙えば2発で撃破できます. これは私たち上級プレイヤーの間では常識です.相手メックの股を狙うなら,こ れは間違いありません.これが理由で,多くのパイロットはわざわざアサインを したりしません.一斉射を繰り返すだけです.上級者にも初心者にもうまくいく ようにするにはどうしたらいいかというあなたの論点はよくわかりますが,それ を両立させるのは困難なことです.私はまたメックを作り直すよりも,「ヒート 税」というものを設けたらどうかと思います.もちろんこれはヒート設定にした ときだけに働き,こんなふうになります.パイロットが合計40点以上の直接射撃 武器を一度に発射したとき,ヒートの「請求書」に追加料金が加算されるという ものです.これでパイロットたちに本当にその一斉射が必要でその結果キルか取 れるのだというとき以外は一斉射をしないようにさせられるでしょう.現在のバ トルテックがあまりおもしろくないのは,メックかあまりに早く破壊されてしま うからだという不満の声も聞かれます.一斉射の量を限定することでメックは長 い間フィールドにいることができ,生き残りのチャンスが増えます.「ヒート税」 はヒートの「値段」の20%を加えるのがいいたろうと思います.34ポイントのヒ ートを出すダメージ50点分の武器を一度に撃ったとすると,7ポイント(切り上げ) のヒートが「請求書」に加えられ,合計41ポイントかかることになります.メッ クのバランスをとるもうひとつの方法は,SPとL2からヒートシンクをいくつか減 らすことです.メックの射程が長くなった利点はあまり活かされていません.こ れは2つの理由によるものと思われます.第1に,視界は今までと変わっていない こと.いちばん遠くて 1100 m です.ER PPC の射程は 1500 m で,ガウス砲も同 じです[訳注: ガウスライフルの射程は 1000 m].もしそんなに遠くまで見えない のなら,この武器の射程に何の意味があるのでしょう? 視界を遠くまで見えるよ うにすればこれは解決します.視界をのばすといいことが2つあります.遠射戦が 復活し,またより多くのミサイルボートが出陣するでしょう.パイロットたちが 長射程を利用しない2番目の理由は,一斉射の問題に戻ってきます.スタート時に パイロットたちは密集していて,そしてすぐに死んでしまうので,遠くに離れて 戦うチャンスがないのです.  パサデナでは誰も間接射撃を使っていません.その理由は使うのが難しすぎる からです.間接射撃の一番の問題はサブスクリーンが使えなくなることです.自 分が回されて方向がわからなくなったら,すぐに始末されてしまいます(ここで もまた一斉射の問題が首をもたげてきます).サブスクリーンがなくて,目標を 探して無為に地平線をぐるりとスキャンするというのは,容易ならざることです. そのときに他の敵機たちはサブスクリーンであなたがいつ射程にはいるか正確に わかっているのです.そのようなほんの一瞬の遅れが生死をわける結果となるこ とはよくあります.これが私が間接射撃が通常ゲームのパイロットが使うのには 難しすぎると思う理由です.もしサブスクリーンが間接射撃中にも使えるように してもらえれば,このようなタイブのシナリオがもっと見られるようになること でしょう. ------------------------------------------------------------------------