The Journals of the Virtual Geographic League 96年4-5月号に載っている記 事の翻訳です。原文は、国内のサイトで印刷されたものが配布されおり、インタ ーネット上の Virtual World のWWW (http://www.virtualworld.com/) でもオン ラインで見ることができます。  例によって素人の翻訳ですので,訳の不適切な部分もあるかと思います。お気 付きの点があれば、ご指摘下さい。  原文の著作権及び各種権利は Virtual World Entertainment社が保有し、以下 の翻訳文に関しても同様に権利を有するものとします。翻訳上の責任は訳者の私 にありますが、翻訳の内容によって生じたいかなる損害等にも訳者は賠償・引責 の義務・責任を負わないものとします。 1996/04/21 JIRO ------------------------------------------------------------------------ 新型機、全国のサイトに配備  レッドプラネットとバトルテックの両方に新型機が運河や戦場に配備された!  数多くの憶測と予想の末、噂に聞かれたレプトン(Lepton)とドラゴン(Dragon) が3月上旬にデビューした。  これらのビークルは非常に独特で、VGLパイロットにとっては極端な性能である。 レプトンとクォーク(Quark)は外観上は同一である。非常に速いが、それと同時に 非常に脆い(スペックでさえもこいつらならいじめられる!)。これらのビークルは スピード狂の夢の縮図だ。レプトンは、10個のブースターを2組と、シュートを3 つ装備している。クォークは11個のブースター2組で、シュートはない(止まる必 要があるか?)。  ドラゴンはもともとはCMC警察のパトロール用ビークルとして設計された。それ は究極の空の覇者たるVTVだ - 高速で、敏捷で、凶悪! ドラゴンはどのビークル よりも速い最高速度と加減速性能を持つが、ブースターはない。だが大丈夫、ド ラゴンの武器はそれを補って余りある。その上に「パワー・ダイブ」機能を加え て、それは恐ろしい機体となる。 他のビークルが、「リフト・カット」つまり、 ドロップ・ボタンを押したときに、ただ熱核分裂プラズマが推進ノズルから噴射 されるのを止めるだけなのに対し、ドラゴンはノズルを上に向けてVTVを下向きに 加速するのだ。  他のレッドプラネットのVTVでは機体の下面は他の部分に比べてダメージを受け にくいが、新しいVTVはこれとは違って下面も上側と同じようにダメージを受ける。 つまり、高さを稼ぐために「バウンド」するときには気をつけた方がいい。ビー クルの底の装甲を傷めて、気がついたらドロップゾーンに戻っているということ になるかもしれない!  バトルテックにも、新しいメックが使用可能になった。マッドキャット4とマッ ドキャット5だ。すごい、ミサイルメックが増えた、と思うだろう。うむ、いや、 しかし 皮肉なものだ。マッドキャット4はミサイルパック(SRM 6 を2門と LRM 5 を2門) を持っているが、この猫の鈎爪となるのは AFC 100 だ。一般論で言えば、 このメックは近距離格闘機だ。スピードは 119 kph で敵に迫る。  マッドキャット5は普通のミサイルメックが備えている長距離射撃力を、はるか 遠くの敵にも届くガウス砲の能力で更に増加させている。だが、その威力には代 償がある。85 kph しか出せないのだ。どちらの猫も、マッドキャット型のシャー シの標準のトルソ旋回速度と加減速性能を持っている。  もし君がまだこの新機種に乗っていないとしたら、一体何を待っているんだ?!? ------------------------------------------------------------------------