Created on April 12, 1997
Last Updated on December 15, 1998
Windows 95 標準のサウンドブラスターのドライバは半二重音声しかサポートしていない。しかし、全二重ドライバを入れれば、全二重音声が使用可能になる。ドライバのありかはここ。http://www.creaf.co.jp/main/tech/ftp/ftpnew.htm
ここにある sbw95up.exe をダウンロードする。対応しているのは、SB16, SB32, AWE32, AWE64。このファイルは自己解凍なので、どこか仮のディレクトリをつくって、そこで実行するとファイルがたくさんでてくる。その中の、upddrv95.exe というファイルを実行すると、ドライバがアップデートされる。 そうすると、今までグレイだった[ツール(T)][オプション(O)][オーディオ]の「全二重オーディオを使用する(E)」チェックボックスが、チェックできるようになるので、チェックしておけばめでたく全二重音声が使えるようになる。
ただ、全二重音声になったからといって、普通の電話のように会話できるかというと、そうでもない。遅延が結構あるからだ。昔の静止衛星経由の国際電話よりもずっと大きいことも多いので、あいづちを打ったりするとかなり不自然だ。結局、最後に「どうぞ」と言わないまでも、ひと続きしゃべってから話を切って、相手が返事するのを待つという、半二重のときとあまり変わらないしゃべり方になってしまうことが多いので、現在半二重音声の人は、それほど全二重音声に期待しない方がいい。
ちなみに、サウンドブラスター以外のサウンドボードについては、全二重ドライバがあるかどうかさえ私は全く知らないので、あしからず。