October 4, 1999
すぐに開いてしまうCFカード蓋の交換
COOLPIX950を使い始めて少しして気になってきたことは、コンパクトフラッシュカードスロットの蓋がすぐに開いたままになってしまうことであった。この蓋は軟質のプラスチックでできていて、閉じたときの固定方法は2本の突起を本体側の穴に差し込んだときの摩擦だけであった。蓋に力がかかっていなければ、それだけでも問題はないのだろうが、根元の蝶番の部分で蓋が開く方向に力がかかっているので、ともするといつの間にか蓋が開いているということがよく見受けられた。最近、NIFTY-ServeのSNIKONを読んでいると、ニコンではもっときっちり閉まる改良版の蓋の部品を用意していて、サービスセンターやサービスステーションで取り替えてもらえるということだったので、新宿のNSビルにあるサービスセンターに持って行って取り替えてもらった。その場で待つこと30分くらいで作業完了したものを受け取ることができた。
交換前 交換後 交換に出す前に本体の写真を撮っておくのを忘れたので、上の写真の「交換前」は私のE950ではなく、私の会社の所有のまだ蓋の交換に出していない別の個体のものである。
新しい蓋には爪がついていて、本体側の窪みに引っ掛けるようになっている。爪の片側の角が少し欠けているが、最初からそうだったのか、開閉の際に早速欠けさせてしまったのか不明。蓋だけでなく、本体側の部品も引っ掛かりをつくるために新しいものになっていると同時に従来の突起の差さる穴の形状もどういうわけか変更されている。
まあこれで確かにこれで簡単に開くことはなさそうである。開閉するときは、この爪の引っ掛かりを超える長さの分を蝶番の側にかなり押さないといけないが、それだけしっかり閉まるということだ。