キヤノン IXY DIGITAL のAF補助光/赤目緩和ランプ

May 30, 2000


IXY DIGITAL 購入

 ニコンのCOOLPIX950を買って1年余り。またデジカメを買ってしまった。今度はキヤノンのIXY DIGITAL。COOLPIX950のときと同じく、発売の発表を見てピンときて、店頭に並ぶや否や速攻で購入に至った。といった話はさておき、手にした IXY DIGITAL を色々いじっているうちに、気づいたことがあるので報告する。

LEDの内部が見える

LED  まずは、右の写真を見て欲しい。いきなりこれを見せられたら、これが何なのかわからないかもしれないし、デジカメにどう関係があるのか想像することさえ難しいだろう。

 実はこれはAF補助光投光器兼赤目緩和ランプの像である。IXY DIGITAL には、暗くてピントが合わせられないときのための補助光投光用と、赤目防止のプレ発光用に、たぶん高輝度LEDと思われるランプが装備されている。このランプは、赤目防止モードではシャッター半押しの間ずっと点灯し、ストロボ強制オフでは、まわりがすごく暗いときに、シャッター半押しにしてレンズがフォーカシングのためにシャカシャカッと動いている間だけ光っている。

 で、このランプがやけに明るい。そして、非常に絞られたビームになっている。そのランプを点灯させたまま壁に向けてみると、何やら模様のようなものが見える。それを、暗くした部屋で白い紙に投影したものを別のデジカメ (COOLPIX950) で撮影したのがこの写真である。なんと、投光部のレンズの奥にある発光体が拡大されて壁に結像しているのわけだ。四角い発光部と2本のボンディングワイヤのようなものが、こんなにもはっきりと見てとれる。なんか、こんなんでいいんだろうかと思ってしまうのだが、どうなんでしょ?

 このランプ、ストロボ禁止モードにしても点灯してしまうのだが、これはどうしたものだろうか。照射しないとフォーカスは合わせられないのかもしれないが、いくら暗くてもストロボをたけない場面だからこそストロボ禁止にしているのに、こんなに明るいランプが点灯したのでは意味がないのではないだろうか。まあその点は百歩譲るとしても、フォーカス無限遠固定モードにしてもこのランプが発光するのは明らかにチョンボと思われる。


ホームページに戻る。
デジタル写真のページに戻る。