七栗サナトリウムでの脳卒中リハビリテーション治療

このページでは七栗サナトリウムで行われている脳卒中リハビリテーションを訓練量と麻痺回復の訓練法の面からまとめます。他の施設で行われている訓練方法も含めた列挙と訓練内容説明は「脳卒中リハビリテーション治療の動向」ページにて行っています。

FIT program

七栗サナトリウムの回復期リハビリテーション病棟に入院した患者さんは、原則的にこのFIT (Full-time integrated treatment) programによる治療を受けます。週7日、一日中活動的な生活を目指し、治療者間のコミュニケーションも大切にする方法です。ADL(日常生活動作/活動)や歩行に重点を置き、運動学習の概念に沿ったプログラムを組みます。麻痺が重度でバランスなども取りにくい時期には積極的に長下肢装具を使い、上手になってきたら短下肢装具に変更するように難易度を調節しながらメニューを進めていきます。

現在、麻痺改善の要素にも重点を置く、advanced FIT programへの進化を模索しています。

(2010.4.22)

運動麻痺改善のために

七栗サナトリウムではFIT programの進化形、advanced FIT programを開始しています。"advanced"な部分は、運動麻痺へのアプローチです。促通反復療法、筋電制御の電気刺激(IVES)と、通常の電気刺激、ミラー療法、少し毛色が違いますがAnabolic steroid投与などを行っています。これら治療法は適応(例えばどの程度の重さの麻痺に効果的なのか)が定まっているとは言い難いため、ご理解を頂けた患者さんには治療法のランダム割り付けをさせて頂いています。

これらの治療法は原則的には回復期リハビリテーション病棟に入院される患者さんに行っています。IVESに関しては、適応があれば、外来加療として調整を行う場合もあります。七栗サナトリウムは外来リハビリテーションのシステムを整えていませんので、継続的な外来リハビリテーションは行うことが出来ません。

(2010.4.22)

※ このページは「園田のリハビリテーションの広場」と「藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学II講座」の共有コンテンツとして作られています。

Sonoda S