QOLとFIM

第7回QOL・ADL研究大会(2000.10 札幌)でのシンポジウム発表を元にして

園田 茂

はじめに / FIM / ADLの採点 / FIMと介護時間 /

介護時間とQOL / FIM運動項目とQOL / 見守りとQOL /

FIMの予測 / FIM認知項目とQOL / 文献

FIMの予測

 たとえば米澤らは、脳卒中リハを終えて退院した患者のFIMの変化を調査した(18)。退院時のFIM運動項目合計点が70点台であると退院後の改善または悪化が見られやすかった。

 これは、70点台という患者が、介助でも自立でもなく、監視レベルの項目をいくつか含んでいたためである可能性がある。家に帰ると、動作が危なっかしかったり時間が足りなかったりするとつい家族が手伝ってしまったりする。逆に厳しい家族だと、監視レベルの活動が徐々に自立に変わる。このような変化を来しやすいレベルが70点台なのである。このような変化はQOLに直結すると思われる。

2000.10.24 Shigeru Sonoda