<ベアリングメンテナンス>H16.1.16

最近は外は寒く、飛ばすにも手がかじかんでうまく操縦できません。また風邪を
ひいてしまい体調も良くないので前々から懸案だったベアリングについてメンテナンス
してみました。

大抵のベアリングは上の写真のようにシール部を外すことが可能です。MIKADO純正はちょっと外しにくいかも
しれません。先の細いカッターなどでわっか上の金属をずらすことで外れます。田宮のナイフを使いました。
シール部を外すと中が見えてきます。

単なるグリスの追加でしたら外した状態で追加すればよいのですが、マイクロロンを使ってみました。
マイクロロンは完全に脱脂状態にします。そこで、アルコールなどに浸し、グリスを落とします。
また、ベアリングバスターなる洗剤も売っていましたのでこれも使って洗います。

完全に脱脂したらマイクロロンを塗布します。そして5分以上乾かします。

そこでグリスを封入となるのですが、このグリス選択が悩むでしょう。はじめは手持ちにヒロボーのモリブデン入りの
グリスと、スラストベアリング用のグリスしかありませんでした。ヒロボーのは硬すぎます。スラストベアリング用グリスは
メインマストのベアリングにはもちろん使えません。メインブレードグリップ内のベアリングに注してみました。

ね、上はヒロボーのグリスですが、いかにも固すぎでしょう。

DIY店で万能グリースなるものが売ってました。高速ベアリング用と書いてありました。買ってみたら
結構いい粘度です。ヘアクリームのちょっと固めみたい。
田宮のセラミックグリスも入手したので、2つを混ぜてみました。(ひまじん)
白いクリーム状になりました。
これを封入しました。

結果は、、、周りはよくなりました。耐久性はどうですかね?
しばらくしたら、ばらしてグリスの飛び具合を見てみようと思います。
メインマスト、ブレードグリップ内、テールグリップ内は飛びやすいので、メンテするのにはこのように
やっていけばよいでしょう。

 

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