<ベアリングリプレース>H16.1.23 H16.3.12追記
ベアリングメンテナンスと話は前後してしまうのですが、ベアリングを高精度なものに交換してみました。
また、純正価格よりも安く入手できます。
メインブレード内グリップのベアリングはグリスが遠心力がかかるため抜けやすく、グリスアップをすると
寿命が延びます。この時、社外品、ミネベア製などはシール部を比較的簡単に外すことができますので
メンテナンスもしやすい。
現在までにメインマスト、メインブレード内交換完了。
テールブレードグリップのベアリングはサイズが合うものが入手困難と言われていましたが
扱っている会社を見つけ、発注しました。
MIKADO純正
|
リプレース
状況 |
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使用個所 |
パーツ番号
|
数量
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サイズ
|
単価
|
価格
|
メーカー
|
パーツ番号
|
単価
|
価格
|
メーカー
|
パーツ番号
|
単価
|
価格
|
||
シーソー内 | #937 |
2
|
4x13x5 |
\850
|
\1,700 |
⇒完了
|
NSK | 624ZZ | \420 | \840 | |||||
#941 |
2
|
3x10x4 |
\850
|
\1,700 |
⇒完了
|
NSK | 623ZZ | \430 | \860 | ||||||
メインマスト上下 | #1329 |
2
|
10x19x5 |
\850
|
\1,700 |
⇒完了
|
NMB | L-1910ZZY05 |
\650
|
\1,300 | |||||
メインブレードグリップ内 | #2351 |
4
|
8x14x4 |
\850
|
\3,400 |
⇒完了
|
NMB | L-1480ZZ |
\522
|
\2,088 | |||||
テールローターグリップ内 | #2423 |
4
|
3x8x3 |
\850
|
\3,400 |
⇒完了
|
NMB | R-830ZZY03 | \480 | \1,920 | |||||
ピッチスライダー内 | #1440 |
2
|
6x10x2.5 |
\850
|
\1,700 | ||||||||||
テールローターシャフト | #2470 |
2
|
5x10x4 |
\850
|
\1,700 | ||||||||||
テールドライブプーリー | #937 |
1
|
4x13x5 |
\850
|
\850 | ||||||||||
#2489 |
1
|
4x9x4 |
\850
|
\850 | |||||||||||
20
|
\17,000 | \3,388 | \3,620 |
SEKIでは取扱いメーカー、サイズが豊富であり、その時の在庫によりメーカーは変わります。
ミネベアを指定したら在庫の関係でNSKになったものもあります。
ミニチュアベアリングはミネベアというところが世界の65%のシェアを占めているそうです。
MIKADOで採用されているベアリングはグリス粘度が高い。これは長期メンテナンスフリーを
狙ってのことだそうです。交換するにはちょっと値段もたかいです。
社外で高精度、低価格を求めるなら、このような方法もありますので試してはいかがでしょうか。
SEKIから送られてきたベアリング。
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以下、追記変更です。 (H16.3.12)
ご注意!!
ベアリングリプレースを勧める事を書きましたが、
メインブレードグリップ内、テールグリップ内は
あまりやる意味が無いです。
いろいろ試しましたが、ミネベア製ベアリングなどは確かに精度は良いです。
しかし、横のシール部が取り外せるタイプはそれだけグリスが抜けやすいことがわかりました。
苦労してベアリングを詰めても、数フライトで抜けてしまいました。
メインブレードグリップ内、テールグリップ内は純正をお勧めします。
もしくは、NSK製にした方が良いです。
NSKは純正とよく似ており、(ひょっとして純正はNSKか?)
グリスは硬いし、シールドは外せないタイプです。
メイン、テールグリップ以外には、ベアリングリプレース、メンテナンスは有効です。
数十回のフライトでもグリスが抜けることなく使用できています。
要は遠心力がかかるところはそれなりのベアリングでないとダメということですね。