<サンダーパワー使用日記>H15.8.22 (24追記更新)8.31更新

さて、8月になったのに梅雨のような天気が続いていた関東地方でしたが、
そろそろ晴れてきましたね。出勤前の早朝練習で、サンダーパワーを試してみました。

フライトの一言、「凄い!

何が凄いか。 重量です。100グラムちょいしか変わりませんが、軽い。その分パワーを
感じます。

出荷時にどれくらい充電されているか不明でした。
そこでまず飛ばしてみることにしました。リポでは深い放電は厳禁と言われています。
どこまで飛ばすことが出来るかも不明です。MIKADO(JP)さんの情報によると、
ニッカドやニッケルと同様に電池のダレがわかるようです。
そういえば、ホーネットでKOKAMのリポも容量が低下してくるとダレてきます。
これと同じかな。
フライトタイムは16分。
ホバリング、水平飛行、ピルエットそのくらいのレベルの飛行です。

この間、電池のダレは、まったく見当たりません。平均して継続していきます。
こりゃ、いいです。飛行直後、バッテリはちょっと熱くなっているレベルでした。
ニッカドやニッケルの熱さより低いです。16分の飛行後のモータ温度は約65度。
リポ1本は連続で回しても大丈夫です。

時間が無かったので1本分しか飛行させませんでした。

大満足です。15分以上飛べるなら、2本持っていけば持ち物も軽いし、
飛ばしたという感もあるし、満足でしょう。

特に今の時期、暑い。長時間外で飛行するのは人間がつらいですよね。

 

<充電>(H15.8.31更新)

充電ですが、バージョンアップ後、初めてシュルツでリポを充電します。

セル数を指定し、容量リミッタを設定し、入れる電流値を設定すれば
自動で満充電までしてくれます。
サンダーパワーを充電させる時はこの自動充電に完全に頼っては
危険があります。

MIKADO(JP)さんと話をしているうちにこのことを指摘されました。
私は完全自動充電をさせようとしていましたが、サンダーパワーを使う時にはこれは
危険が伴います。もしこのような高価なセルを電圧越えでダメにしたらちょっと
もったいないし、なにより火災など起こしたら大変です。


充電器に現在の電圧値が表示されます。
その表示電圧が、サンダーはMaxが16.9Vなので(4S4P)この値になったら
充電を終了させます。だいたい満充電になるでしょう。

リポは電圧が上がっていき、満充電に近くなると入れている電流値が下がり
少しづつゆっくりと入れていきます。

サンダーパワーの説明書には4セルの場合、16.9Vを超えないこととあります。
シュルツで完全自動充電をした直後にテスターで測りましたが、16.92V、
16.94V、16.99Vと、いづれも16.9Vを少し超えていました。

充電末期になると、表示に 〜a〜、〜b〜、〜c〜、となっていきます。
試しにcの状態で外し、電圧を測定すると16.96Vくらい。
bの状態では16.92Vとか16.94Vとかでした。

aの状態が一番良いかもしれません。

充電の状況を下に書きます。


3回目のフライトでは20分の飛行タイム。
飛行タイムはもう少しいけそうです。(H15.8.23)

 


<NO.1サンダーパワー>

充電の設定 LIPO、4セル、5.5A、リミッタ7500mAで開始

  入った容量 電圧 経過時間 充電器の電圧 備考
出荷時   15.4V      
初飛行(フライトタイム16分) モータ温度64度
充電開始   13.4V スタート 12.7V  
5.2A 16.1V 60:00 12.6V  
5.4A 16.2V 12.6V  
5.9A 16.4V 68:00  
6.1A 16.5V 70:35 12.6V  
6.5A 16.6V 74:34 12.6V  
6.6A 16.7V 76:10 +5.4V
6.8A 16.8V 78:39 5.4V
充電終了 6951mA 16.9V 79:00 12.6V  
2回目飛行(フライトタイム18分) モータ温度77度
    13.4V      
容量リミッタ7500にして充電 約90分かかった
3回目飛行(フライトタイム20分) モータ温度85度


[表の見方]
入った容量:充電中にシュルツが表示した、充電された容量
電圧:充電中にシュルツが表示した、電圧
経過時間:充電にかかった時間 分:秒
充電器の電圧:充電中にシュルツが表示した、電圧。多分この電圧をかけているのでしょう。
備考:充電終了後にこの表示が出ました。なんでしょう。説明書を熟読しなくては。

上から下へ読んで下さい。一番上は出荷時の状態です。テスターで約15.4Vありました。
この状態で初飛行し、飛行後の電圧が13.4Vでした。これを充電器につなぎました。
充電開始から約60分経った後、5.2A入っています。この状態で16.1V。
サンダーパワーの説明書にはMax16.9Vとなっていますので、ここまで入れました。
充電状態は電池により変わると思うので一つのケースと捉えてください。
シュルツでMax16.9Vと指したので、終了させ、テスターで計ったところ、16.59Vと表示されました。
この誤差は何?テスターが悪いのかな?

NO.1の方は約7A入ったようです。8200mAですから、ちょっとダレを感じると1A位は残っていることに
なるのでしょうか。
充電→フライト→充電を少し統計を取って見ようと思います。どれくらい変動するか。
フライトタイム、充電の際の値を測定しておけば色々目安にすることが出来そうです。

充電の際、バッテリは全然熱くなりませんでした。
しかし、シュルツがあっちちです。仕方が無いので、モータ冷却用に買っておいたCPUファンを
放熱板に当てて冷やしながら充電しました。

2回目の飛行は18分。前回は約1A残りましたが、今回はフライトタイムが2分伸びてます。
もう少しいけそうでしたが、安全の為降ろしました。
もしかしたら20分行けるかも。
2分延長で、この残りAはどれくらいになるでしょうか。楽しみ。

 

 

下の表は2本目のサンダーパワーです。こちらは未使用です。
そこで、どれくらい入れられるか、充電してみました。

NO.2サンダーパワー

  入った容量 電圧 経過時間 充電器の電圧 備考
出荷時 15.3V
未使用状態
充電開始 15.7V 0:22 13.7V  
0.1A 16.2V 5:00 12.7V  
0.59A 16.5V 9:54 12.7V  
0.68A 16.6V 11:02 12.7V  
0.88A 16.7V 13:18  
1.1A 16.8V 15:22  
充電終了 1258mA 16.9V 17:00 12.6V  

出荷時の状態から1.2A位入りました。

 

2回、3回と充電していきましたが、今のところ不具合はありません。
自動充電をさせてしまったときもあるし、手動で完了前に外した時もあります。

20分のフライトは疲れます。
プロポにニッケル水素で8分のタイマー設定をしていますが8分はあっという間。
このタイマーアラームが鳴り、これよりもっと飛ばせると言う安心感がいいですね。

 

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