<Actroモータベアリング交換>H18.3.14
平日に休みが取れたので、EPヘリミーで知り合ったKさんの所属するクラブへお邪魔し、ご一緒させていただきました。
KさんはLOGO10、LOGO14をギンギン仕様で飛ばしておられます。
私のJoker2を飛ばしていただき、ご意見をいただきました。
コメントとして、いまいちのパワー感ということでした。ピニオンを上げてみることにし、機体からモータを外してみました。
すると、何かおかしい。シャフトを止めているCリングが外れていました。
ベアリング付近は赤錆のようなものが付着しています。
手でモータを回してみると、キコキコと変な音がしています。
ベアリングが回っていません。
ベアリングのシール部を外してみると、なんと、グリスが何にもありません。
抜けています。
これはパワー出ないはずだ。また、回転時、金属音もしていました。
初期状態から金属音はしていましたので、初期からグリスが抜けていたのかもしれません。
無知とは恐ろしいもので、初期から、大きいへりこぷたは音も違うね!なんて話していました。(大笑)
完全にベアリングが焼きついてロックしていたら大変なことになっていたでしょう。
ドイツミニコプター社に問い合わせると、ここのベアリング交換は簡単だから自分で出来るよとのこと。
丁度、Joker用予備部品の#71が同サイズで流用可能。
ベアリングプーラがあると、非常に簡単な作業です。
ベアリングプーラは、アストロ工具で購入できます。 板橋店で買いました。
安いので、電動ヘリいじりをする人は買っておいた方が良いでしょう。
AP 3 2JAWギヤプーラー LCJ86320
\1,730
まず、シャフトのCリングを抜きます。
フロント側のアルミハウジング、磁石部分から出ているコードがはまっているやつです。これも
はまっているだけなのでかんたんに取れます。
次に右上のベアリングプーラでシャフト側(外側の缶と一体)をプーラで抜きます。
次に長めの棒、私はヒロボー製のクロスメンバーがありましたので、これをプーラにかませて
フロント側(ロックしたベアリング)を抜きます。
後はベアリングを交換し、組み立てるだけ。
非常に簡単。
さて、組み立てなおし、ピニオンを今までは16Tで使っていましたのでこれを17Tへ交換。
スロットル | 16T | 17T |
---|---|---|
85% | 1500rpm位 |
1700rpm位 |
100% | 1700rpm位 |
1900rpm位 |
フライトしてみました。
17Tで1900rpmだと全然違いますね。
私の腕ではアンペアも増えません。ピーク56A位でした。
今度Kさんに飛ばしてもらい、どのようなご意見をいただけるか???
楽しみです。
(2006.3.14現在)