<サンダーパワーチャージャー>H18.5.23
サンダーパワーチャージャーを購入してしまいました。
10Sを使うようになって、パワーのある充電器が欲しくなりました。
シュルツのisl 6-636を狙っていましたが、リポにとってバランス充電は必須。
そこでやはりサンダーを試してみることにしました。
先に入手していたTP-210Vとデータケーブルでリンクでき、各セルの電圧状態も
知ることができますし、今使っているisl 6-330dよりも少しパワーがある為です。
到着した箱
同封物
まだ、到着したてで、充電するバッテリーは無いので、放電させてみました。
ちょっと残念なのが、10セル時放電で0.5Aでしかできなかった〜。
シュルツにしてもこのサンダーにしても説明書がわかりにくいですね〜。(英文です)
この製品は日本ではK&Sが出していますので、日本で買ったほうが良いかもしれません。
日本製品と異なり、電源ON,OFFはありません。
しかし、USAですのでシュルツよりはわかりやすい。ボタンを触っていれば、なんとかわかります。(笑)
放電させてから、充電してみました。
結構使いやすいです。
入力電源を繋げる。→LEDバックライトがついて起動。
この状態で、各種設定が可能。
SELボタン(一番左端)を長押しすることで、設定変更となる。
ここで充電モード、放電時の最低電圧、ファンの起動、イニシャル充電の長さ、バランスチャージの長さ、動作音の有無、充電完了時の音設定
を変えることができます。
充電モード(V1.90と記述があります。ネットで拾うマニュアルと現物とでは若干異なりました。
いくつか改良がされているようですので、ご購入のマニュアルを見るほうが確実です。)
充電器のモード | 1Cで入れた時 | 3Cの時 | 筆者のコメント | |
Full Charge 100% | 100% | 97% | 完全100%入れるとき | |
Fast Charge | 97% | 95% | 少し早いらしい | |
Storage Charge | 3.85V 上限 | 保管用 | ||
Charge to 95% | 95% | 通常使用が良いと思われる。 | ||
Lion 4.1V charge | ? | これは使わないよね。 |
充電中もCのレートは上げ下げできます。
マニュアルにイニシャル充電という言葉が出てきて、この時間を設定できるようになっていて、これは何?って
思いましたが、一度放電モードで3.3V カットまで放電させたバッテリーを充電してみたところ、判明。
3.7Vまでの充電はイニシャル充電と呼んでいるみたいです。
標準値が5分に設定されていて、
95%通常充電で充電を開始したところ、3.7V、10セルですので37Vに
なる前にイニシャルチャージのタイムアウトで止まりました。
この設定を15分に変更して再度充電したところ、37Vを超えてから、通常の充電に移りました。
マニュアルには
3.7Vを超えるまでは限定電流で充電すると書いてあります。
その後、設定したCの値で充電を行っていくようになっています。
これに何の意味があるのかまではわかりません。
バランサーをつけた状態で充電し、上記のピンク色のモードで充電しましたが、終了付近を見守っていましたが、
42Vまで平気で入れていき、大丈夫かなって心配になりました。42Vを表示して、そのまま少したち、バランサーからの
警告音が数回鳴りました。そのままほって置いて。。。
オートファンが停止し、無事終了。
すぐにワッツアップで電圧を測定すると41.○○Vで42Vは超えていません。
バランサーは赤色にばらばらに点滅。少しずれているようです。チャージャー側でみるそれぞれのセルも
少し電圧がずれていました。
充電器からはずし、バランサーのみつけた状態でしばらく放置。バランシングをしました。
その後チャージャー側に連結して各セルの電圧を見ると、小数点第2位まで一致。小数点第3位のみずれていました。
使い方がわかればシュルツisl 6-330dより人に薦められそうです。
バックライトもついているし、ファンも付いているし。
210Wあるので、小セルの方は3Cもできるようですので重宝するのではないでしょうか。
噂では3Cだと充放電回数が伸びるとか言われていますし。。
(2006.5.23現在) 5.24加筆