MicroEmacs 4.00 置き場



Zaurus SL-C760 で使える 4.00 が入手できなかったので、自分でコンパイルしてみました。
Windows も Mac も Linux も FreeBSD も いまだに全部コレがメインのエディタとゆー人間なので、
ないと本当に困ってしまう。
正統 Emacs ユーザから見れば邪道の極みだろうけど、Linus Torvalds さんも使っているという話だし。
クロスコンパイルなんてまったくの初体験でしたが、人間必要となるとなんとかなるもんだ。


MicroEmacs と呼ばれるエディタは何種類かありますが、
ここで言う MicroEmacs は Ng とか Kemacs といった「小さな Emacs」ではなく、
独自のマクロ言語を持つ Daniel Lawrence らによって作られたあれです。
加えて、ここでの 4.00 は Daniel Lawrence による(現在のところの)最終版である、
本家本元の Version 4.00 です。
普通に Zaurus 用に ipk で手に入るのはみんな 3.9 ベースの独自拡張版。
例えばこれとかこれとか。
これらは普段 PC で使ってるマクロとか使えなかったりで、大変不便。


ダウンロードしたバイナリを PATH の通ってるとこ( /usr/local/bin とか)に置けば使えます。
(この気楽さが MicroEmacs のいいところ(笑))
ファイル名は適当に変えてください。同時に複数バージョン入れないなら、
"_"以降を消して単に uemacs にすればいいと思う。
もちろんそのまま使っても構いませんが、あまり美しくないでしょう。
設定ファイルはホームディレクトリの .emacsrc。 ←サンプルあり
おまけで Linux i386 のと FreeBSD i386 のも置いときます。

ということで。


Zaurus SLシリーズ(ARM)用EUC版

Zaurus SLシリーズ(ARM)用ShiftJIS版

Linux(i386)用EUC版

FreeBSD(i386)用EUC版


公式に公開されているソースには Linux 用の設定はありません。
(1995年でバージョンが止まってるので無理もない)
Linux 対応に関しては http://www.geocities.jp/cosh_yano/softs.html で公開されている
3.12 用の Linux 版 EUC 対応パッチ(矢野様感謝! 公開を快諾していただけました)を
4.00 の該当部分に手作業で埋め込んだだけ、とゆー手抜きなんで、
何か変なところがあるかも知れない。
いや、きっとあるだろう。(笑)

私自身はただコンパイルしただけなので、感謝の意思表示をしたい方は矢野さんの方へ是非。
私も大変感謝しています。

DOS の世界では、日本語化されたバージョンが流通していたのは 3.11 までですし、
どこでも普通に入手可能だったのは 3.9e あたりで止まってたと思います。
4.00 (結構マクロの仕様が変わっている)に馴染まない人は、上記 URL で
矢野さんの公開されている 3.12 をコンパイルして使った方がいいかも知れません。



あくまでも自分で使うためにコンパイルしただけなんで、自分の利用法で問題が出なければ、
これ以上特に手を加えることはないでしょう。

使う人は各自の自己責任でよろしく。
万一発生したトラブルに関して、私は一切責任を負うつもりはありません。




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