2005-4-16
週刊新潮 4月21日号に掲載された女性ジャーナリスト櫻井よしこさんの連載コラム「日本ルネッサンス」−中国には堂々と
対峙せよ−を興味深く読みました。
要点は、
日中国交20周年の年(1992年)に中国領海内への外国船の浸入を排除、追跡する
権限を海軍に与える法律を定めた。日本は抗議したが口頭で済ませた。
当時の外務省は天皇、皇后の訪中を控えて「日中関係を荒立てないように」配慮した。
今回の反日デモと同じく中国政府の思惑に沿ったものだった。
中国に対して甘い対応は決定的に間違っている。中国とは正面から対峙することを忘れてはならない。
です。
このホームページの
2004-10-16号でご紹介した
武蔵工業大学創立75周年記念事業記念講演会(2004年10月13日開催)でも中国に対する警戒について、櫻井よしこさんの
きわめて先見性のある主張を拝聴して感心しましたが、今週の週間新潮のコラムを読んでまた大いに啓発されました。
記念講演会での主張:
・東シナ海の領土問題における中国のやり方はとても「したたか」。心の問題解決能力が「高い」ことを伺わせる。すでに東シナ海を1996年から実行支配している。中国は海洋国家?近年海軍力が著しく増強されている。その結果として将来には多大な「海洋収益」が中国にもたらせるのではないか。
2005-4-11
4月9日(土)はインターネットが盛んになる以前からパソコン通信でネットワーキングをしていた
熟年世代たちが63人も出席された「ありがとう!エフメロウ」というパーティがリビングバー「新宿店」
で開催されました。
「エフメロウ」というのは通商産業省(現在は経済産業省)が「長寿社会対策および情報化施策」の一環として
提唱した『メロウ・ソサエティ構想』に基づいて、ニフティサーブ(現在はアットニフティ)が運営してきた
パソコン通信のオンライン会議室(フォーラム)で、全国の高齢者が多数参加しています。
この日はパソコン通信という形態でのオンライン会議が3月末で終了して、新しくインターネットのwebサイト上
で発足した「ニュ−エフメロウ」のスタ−トを祝う記念の会でした。
2005-3-25
3月22日(火)はピアニスト芦野恵理子さんとのデュオ「ビブラート」の3回目のライブで品川区中延のライブスポット
「ボナペティ」に出演しました。
2005-3-14
先週の土曜日12日に友人たちと一緒に新橋のドイツミュージックレストラン「アルテリーベ」に
行きました。この日は読売新聞にも紹介された「あなたが主役」の日で普段はお客さんとして来場される方たちが
ピアノ伴奏で自身の歌唱を披露される日でした。中には本格的に声楽を勉強されている方たちもいて
クラッシック音楽の声楽曲の素晴らしい歌唱が次々に披露されました。
私は友人があらかじめ送っておいてくださった楽譜で、映画「カサブランカ」の中で歌われる「時のすぎゆくままに」を
歌わせていただきました。
2005-3-5
以前に美空ひばりがスタンダードジャズを歌っているレコードの復刻版CD「ジャズ&スタンダード」を
神田の古本屋街で見つけて、購入してその歌唱力の高さに感心したことがありましたが、先日偶然にも
シニア向けの通販雑誌「毎日が発見」の新譜紹介欄で美空ひばりの洋楽CD『Fascination(魅惑のワルツ)』が発売された
ことを知り、早速買ってきて毎日聴いています。
この中に収録されている「魅惑のワルツ」は化粧品のCMでオンエアされて好評だそうです。
このCDには、1955年から1965年までに録音された全部で17曲が収録されていますが、
どれも素晴らしい歌唱です。特に「A列車で行こう」は現在活躍中の日本人ジャズボーカリストたちの歌唱と
比べても遜色ない歌唱です。「毎日が発見」のこの欄の執筆者はみつとみ俊郎さん、という方ですが
彼のコメント「もし美空ひばりがジャズを歌い続けていたら、日本のジャズ界はもっと盛り上がっていたはず」
にも大いに賛同できます。
2005-2-19
先週は我が家のリフォームに伴う仮住まいへの移転などがあり、通信環境もインターネットに接続できない
日々を過ごしました。ようやく仮住まいでの生活にも慣れてきたところですが、まだ開梱していないダンボール箱に
囲まれながら不自由な毎日を過ごしています。
来週からまたミュージシャン活動が活性化しますので、ご案内させていただきます。
2月22日(火)19:00
スイングジャズコンボSwing Unlimited@中延「ボナペティ」
2月23日(水)19:00
2月26日(土)13:00
スイングジャズコンボSwing Unlimited@茅ヶ崎「オーシャン・プロムナード」
中延のライブスポット
「ボナペティ」
2005-2-6
ジャズのスタンダード・ナンバー「ビギン・ザ・ビギン」の
作曲者として有名なコール・ポーターの伝記映画「五線譜のラブレター」(原題「De-Lovely」、副題「The Cole Porter Story」)
を日比谷シャンテで見てきました。
コール・ポーターが作曲した名曲の数々が現代の最高のミュージシャンたちによって
演じられる素晴らしいパフォーマンスを堪能してきました。
特に、Night and day、Be a clown、You are the top、の歌唱シーンには感動しました。
コール・ポーターのファンのみならずジャズファンにはお勧めの作品です。ただ、
邦題の「五線譜のラブレター」はホームドラマのタイトルみたいで適当ではないように
思いました。むしろオリジナルの副題「コール・ポーター物語」にしたほうがよほど適切だった
と思います。
2005-1-30
一昨日は家内の祥月命日でした。文京区白山の蓮華寺に墓参した後、一年前に家内が入院していたときに
毎日通っていた東銀座から築地周辺を少し歩いてみました。
さすがに入院していた病院の中にまでは入りませんでしたが築地の魚市場側から病院を眺めて、入院していた
病室の位置を探してみたりして、当時すでに余命が短い時期になっていた家内と一緒に過ごした日々のことを
偲びました。
19階の展望レストランやラウンジで東京湾や隅田川の美しい夜景を見ながら、家族のことやお互いに
若かった時の思い出話をしたこと、病室があった11階の患者と家族との面会用の食堂で、家内の好物を
いっしょに食べたこと、1階の売店でささやかなショッピングを楽しんだこと、などがつい昨日のこと
のように甦ってきました。
2005-1-23
昨日は家内の一周忌法要を文京区白山の蓮華寺にて営みました。法要後のお清めは東京ドームホテルの6Fにある
フランス料理店「ドゥ・ミル」で家内の親戚12人(子供3人)と一緒に会食をしながら故人を偲びました。
2005-1-16
昨年の11月から東急大井町線「尾山台」駅下車(徒歩1分)のダイニング・バー「ブラッセリー・シェ・ヌー」に
専属ピアニストとして出演しています。
「ブラッセリー・シェ・ヌー」は昨年8月にオープンしたばかりのお店ですが、お酒を楽しみたい、おちついた雰囲気を
楽しみたい、邪魔にならないBGMを聞きながら会話したい、・・・、と思っている人が集まる素敵なお店です。
ピアノの演奏は、日曜、水曜、金曜の夜8時からの3回で、ジャズバラード、映画音楽、日本のメロディ、なつかしいワルツ、
洋楽ポップス、などを演奏しています。(貸し切り予約などが入りますと出演日が変わることもありますので、ピアノ演奏
がお目当てでご来場される場合は、念のため事前にご確認ください。)
「ブラッセリー・シェ・ヌー」
住所:世田谷区等々力5−6−8
TEL:03(3701)8008
ホームページ
2005-1-9
年末年始にかけて小学館発行の文庫「日本の戦争」田原総一朗著を読みました。
これは著者が1998年7月から2000年10月までに雑誌「SAPIO」に連載したものを
2000年11月に単行本で発行され、20004年11月に文庫本として発行されたものです。
著者の田原総一朗さんは昭和9年(1934年)生まれのよく知られたジャーナリストで
朝日放送系列のテレビ番組の司会者としても有名な人ですが、日ごろの活動の姿とは
一味違う、史実をよく研究した上に関連の多くの研究書の著者からも直接取材して、
日本の戦争の歴史についてまとめられた好著でした。
Nifty-Serveのメロウフォーラムで1995年5月に企画された「戦後50年>私の体験・
思い出」という企画に投稿された「太平洋戦争に至る日本の歴史」や
2003年2月15日に開催されたNPO法人神田雑学大学の第2回土曜講座「太平洋戦争への途」
で講演された神奈川県在住の河部 煕(ハンドル名は並木路)さん(大正13(1924)年生まれ、
太平洋戦争に海軍予備学生として1年参加した戦中派)や、河部さんと同世代の方々にも
この本をご紹介して読んでいただき、ご感想などを伺おうかと思っています。
2005-1-2喪中につき賀詞は差し控えさせていただきますが、
毎年作成している「年賀状」の形式で2005年版を作成しましたのでご覧ください。
2004年12月までの記録