7月8日作成

漫画の部屋

とりあえず、メジャーマイナー拘らずお気に入りのマンガ作品、作家について書いてみましょうというページ。詳しいことは後日、だんだんと・・・出来るといい。なお、傑作「The Five Star Stories」(永野護)関連は、「FSS関連ページの出す予定です。


目次
好きなマンガ家達

萩尾望都

 大作家。皆さん全作品読みましょう。お勧めは「ポーの一族」と「11人いる」と「銀の三角」と「百億の昼と千億の夜」(原作光瀬龍 つい最近お亡くなりになりました)と、「精霊狩り」と・・・最近では「イグアナの娘」など有名に。まだ完結していないが「残酷な神が支配する」はかなりすごい。あとバレエものなどもいける。10年くらい前の一時期の作品は、傑作が少ないのだが、それを挟んだ昔と現在の作品は流石のものがある。
僕は「百億の昼と千億の夜」が文庫で出た時に読んで一気にはまりました。近くの本屋が萩尾望都の作品のコーナーを設けていたのも一因。萩尾望都が対談で出ている「imago」(マインドサイエンス総合誌)と「ユリイカ」まで買ってしまった。2冊とも少女マンガ特集のもので、少女マンガの世界を初めて広く見ることが出来た。ちなみに萩尾望都は手塚作品の中では「新鮮組」がお勧めらしいです。

西原理恵子

 ワセオケの2個上の佐藤千歳さんに、「まーじゃんほうろうき」の一巻をもらったのがきっかけではまりました。この作品を読んでるころ、麻雀とパチンコがしたくてしたくて、夢にまで出ました。まぁ・・・この作品を読めば、麻雀とパチンコがいかに恐ろしいものかわかるのだけど。なにげに「ちくろ幼稚園」が大変お勧め。なにげに「恨ミシュラン」も好き。ただし文庫は駄目。他の作品も、彼女のダイナミックな絵は文庫にはなじみません。正直、西原の作品に大学初期にはまったことは、人生に大きな影響を・・・ぐふ。西原の生き方も憧れますね。

大橋ツヨシ

四コママンガ家。単行本2冊目でどこかの漫画賞を取ったのも頷ける天才的はずし系ギャグ。1番のお勧めはもうすぐ単行本一巻が発売される「るすばんの達人」。「会社員のメロディ」もお勧め。もう一冊出ている作品はあまり薦めない。書いてしまうと、爆笑問題とやらが推薦している。

古屋兎丸

絵は従来の漫画とは一線を画すもの。正直、まだパロディ作品でしかないので、オリジナルなものが欲しい。なんか絵を無駄に生産しているのがもったいない(携帯の着メロの本とかの絵を書いてる)。

唐沢俊一

マンガ家というより評論家。かなりやばい。弟の唐沢なおきと「唐沢商会」としてたくさんの作品を書いている。奥さんのソルボンヌK子と出した「大猟奇」からはまってしまった。念の為、まともな人は読んではなりません。かなりグロイです。変態系。でもお勧め。ぐへ。


好きなマンガ作品

ボーダー 狩撫麻礼原作 たなか亜希夫作画(全14巻)

 男性には超お勧め。憧れますね 今の僕に大変な影響を及ぼしているかも。その昔、渡辺滋朗(チェロ・僕の2個上)も推していた作品。原作者の狩撫麻礼の作品はけっこう好き。最近、この原作者による作品集が2冊出ました。最近再版された、かわぐちかいじ作画の探偵ものもお勧め。全ての作品を通して描かれる生き様がかっこいい。っふ。

ライカ 藤原カムイ (全13?巻)

中学の時からはまっていたが、なんともストーリー物なのに一年以上空けて単行本が発売される始末。完結したのは大学3年か4年だと思う。まぁお勧め。そう言えばスコラ廃業後、岡野玲子の「陰陽師」は白泉社から再発売されたけど、この作品はどうなるのだろう。まだある今のうちに買いましょう。うーん、他の作品に比べると薦められないような気がしてきた。漫画喫茶で読むことをお勧めします。

BASTARD(萩原一至)

これは小学生の時から好きだった・・・というか小学生にはかなり過激な表現もあったけど。第1部は一つの作品としてかなり高い評価が出来ると思う。魔法ファンタジー系の作品では一推し。第2部はけっこうすっ飛んだ設定が入ってきていて、作者もどう作品が終了するかわかっていないのでは?宗教関係が好きだった僕にはたまらないのだけど・・・。ギャグに走らず、シビアに展開して行って欲しい。


その他 お勧め

沈黙の艦隊(かわぐちかいじ)

これはなかなかの大作。中学の時、僕しか持っていなかった”単行本ではない7巻”を、学校の先生に貸したこともある。うーん、特にお勧めなのは20巻くらいまでかな。それ以降は、完結を先送りしたいのが見え見えである。この作品に出てくる戦術の一部は、読書の部屋〜SF系〜で紹介する予定で僕がほぼ全作品を読むくらいはまった作家、大石英司が考案したものである。政治的な面はけっこう滅茶苦茶なのであるが軍事面はけっこうリアル。まぁ米軍が弱過ぎるのと、ロシアのアルファ級原潜が強過ぎるということはある。

いんちき 成人功

うーん、こんな下品な作品を薦めていいものなのか?4コマ漫画。あまりにいんちきな内容に笑える。二巻まで出ているが(ひょっとすると二巻で完結かも、よくわからん)一巻が面白い。絵は下手だし、表紙も下品だし、その表紙にまつわる説明は馬鹿だし、二巻に書いてあるには、一巻はほとんど売れてないらしい。二巻は存在感ゼロで、多分仕入れていない本屋の方が多い。

士郎正宗

映画「攻殻機動隊」で有名になった。あの映画はその映像美が話題になったが、原作たるや設定は以上にすごい。今読むとそのすごさがわかり辛いかもしれないが、出版された年を見るとよい。あの設定は当時は斬新過ぎたのかもしれない。未来SF系漫画では群を抜く設定である。

山田章博

作品は少ないし、僕は一冊しか持っていないが、お勧め。将来楽しみな作家である。この絵好きはとっても好きですね。東洋的な美しさがわかる。

須賀原洋行

基本的に四コマ漫画。「気分は形而上」「よしえサン」「非存在性理論入門(?題名よく覚えていないし行方不明)」など。哲学漫画と称しているが特に意味はない。たまに滅茶苦茶面白い。こんな気楽な生活もないなぁと思う。羨ましき。



Last updated on 7.1999
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