花束係マニュアル
花束係とはワセオケの演奏会において、終演時等に、指揮者とコンサートマスター、またソリストがいる演奏会ではソリストに花束を渡す係である。本番中、(セッティング替え等の準備としてではなく)演奏の延長上に舞台上に出る唯一の仕事である。受付の花束受付とは全く異なる。
花束係は、花束チーフとして上級生を一人と、上級生と一年生を合わせて(原則として)4人の計5人で構成される。今年は、花束係だった2年生が皆幹事になったり、Vnパートで乗り番の関係上、実際に仕事が出来ないため、1,2年だけで構成するが、原則としてチーフは3年生とする。


1、花束の準備からリハーサル
花束チーフは、演奏会当日以前までに、各花束係の当日の乗り番、予定等を確認し、花束を渡せる人を確認しておく。 指揮者等に差し上げる花束はステージが当日用意する。ステージは必要な花束の数と予算、また、差し上げる相手が女性なのか男性なのか等を確認し、リハーサル中にも花束を会場に用意出来るように花屋に予約をしておく。ステリハ中にステージで花を受け取りに行く。
花束リハーサル時前に花束係は舞台袖に集まる。舞台上の準備が整い次第花束リハを開始する。リハでは、ステージ係が指揮者とコンマス場合によってはソリストの役をして行う。アナウンスと同じくリハの時は花束を渡す練習をする人と、それを見てチェックする人とに分かれる。渡すために舞台へ進入する時の姿勢、表情、歩く速度、また指揮者とコンマスに渡す時は、それぞれの花束係の歩調は合ってるか等などチェックしていく。お遊びではないので、注意すべき点があったらチーフやステージ、また一年の花束係も、相手が誰であろうと言うようにする。チーフは皆が意見を言い合えるようなチーム作りを行っておく。

細かいことは工事中

2、本番から最後まで
本番は、それぞれ渡す時間の数分前には舞台下手袖、ステマネの目の届くところに来ておく。花束係が舞台上に出るタイミングはステマネの指示に従う。一旦舞台に出たら、なにがあっても戻らずに、渡します。指揮者から握手などを求められたら笑って従いましょう。渡し終えたら速やかに退場する。
終演の後、リセッティング等が終わり、完全退館が終わって、責任者再集合の後、ステージ系再集合があります(今年は、責任者再集合の前に行う可能性もあり)。ステージ係主催で演奏会の成功とを祝って簡単に祝杯をあげます。


わからないことは、花束チーフ、花束係だった上級生、ステージ等を捕まえて聞きましょう。

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