宮崎特集

行って来ました、宮崎!
九州といえば博多、熊本、鹿児島という3大ご当地ラーメンがありますが
その他の県も負けてません。その中でもまず注目すべきエリアが『宮崎』でしょう。
過去に2軒食べてはいますが、まだまだ気になるお店をたくさん残したままでした。
そして、2000年2月、そのときが来ました。宮崎ラーメンの全貌と、その歴史を
紐解くべく(ほんとか(笑)) ラ界の超有名人の方々3人と行脚してきました。


宮崎ラーメンの特徴
スープはとんこつベースの薄い醤油味。うまみは調味料で調整、塩分は塩を使う。
オペレーションの基本形は、まず丼に塩、旨味調味料、醤油(にんにく醤油)、油の順で
入れ、そこにとんこつで出した白濁スープを入れる。味はライト系とんこつだが
薄いという感じもなくライトながらもしっかりと味わえる。
麺はちょっと太めの中加水麺で柔らかめに茹でている。
口当たりが良く、啜る感触がなめらかなので非常に食べやすい。
具はなんと言っても細めのモヤシ。麺より多いかも?という店もある。
そのせいでスープにモヤシの味と香りが付いてしまうことも。
チャーシューはほとんどがバラ肉でちょっとしょっぱめの味付けが多く見られる。
味の調整用に『にんにく醤油』が置いてあるのが宮崎の大きな特徴といっていいだろう。
醤油にニンニクが入っていたり、おろしにんにくに醤油を混ぜて練ったようなものまで
店によって様々である。
お新香が必ず付くのは、九州地方でよく見られる特徴だが、宮崎では9割以上
の確率で付いてくると思われる。
もう1つの特徴が『おにぎり』 これはほとんどのお店で見られた。
ゴマが振りかけてある程度の単純な三角おにぎりで、お客の大半が注文している。
ラーメン自体がしょっぱめの味で、しかもニンニク醤油を入れることで更に塩分が強く
なるということもあり、シンプルなおにぎりがマッチするのでニーズが高いと思われる。
あかえ 宮崎市恒久1963-1
0985-51-5229
10:30〜20:00
水休み
 
味楽 宮崎市大淀3-8-11
0985-51-2462
11:00〜14:00
無休
 
 
喜夢良本店 宮崎市橘通西2-3-13
0985-27-7366

 
 
ラーメンマン 宮崎市大字芳士984-1
0985-39-3335
11:00〜22:00
無休
 
 
栄養軒 宮崎市江平2-1-6
0985-22-7758
11:00〜24:30
月休み
 
 
風来軒
北バイパス店
宮崎市観音免4-6-1
0985-31-3633
11:00〜23:00
無休
 
 
天国ラーメン 宮崎市橘通西2-7-26
0985-32-5119
11:30〜24:30
無休
 
 
再来軒 延岡市旭町1-3-12
0982-32-4477
11:00〜23:00
水休み
 
 
萬福軒 日向市鶴町3-8-1
0982-52-4547
11:00〜20:00
 
 
10 宝来軒 宮崎市橘通東3-7-12
0985-28-3414
11:000〜21:00
金休み
 
 
11 こむらさき 宮崎市天満3-1-47
0985-51-2582

 
 
12 風来軒本店 宮崎郡清武町加納甲1836-2
0985-84-1620
11:00〜23:00
無休
 
 
蛇足:
お新香が付くという珍しいサービスが特徴なんですが、そもそもはラーメンが出来上がるまでの
間つなぎに
サービスで出したのが始まりのようです。(こむらさきのおかみさんに聞きました)
和歌山のゆで卵や早寿司のようですね。こちらは有料ですが。。。

蛇足の蛇足:
カツ丼なんかでもそうですが、お新香は必ず2切れですよね。宮崎でも全て2切れでした。

その理由ですが、1切れだと(ひときれ→人切れ)となり、3切れだと(みきれ→身切れ)
となり
忌み嫌われているようです。そう言う意味では4もだめ。5切れだと多すぎ(笑)
ということで一般的にお新香は2切れとなっているようです。