山形特集

僕にとっての未開の地、山形へ遠征してきました
事の発端は都内のとあるラーメン店のご主人が某カリスマラーメニストに話を持ちかけて
そのお誘いに乗った9名もの『ラの人』が集まり、山形へと向かったのであります。
山形ラーメンとはなんぞや、
という調査をすべく(嘘)
まあとにかく面白おかしくわいわいとやってきました。
山形ラーメンの特徴
特徴という意味では、ほとんど無い、といってもいいかと思います。
冷やしラーメンで有名ではあるし、また赤湯ラーメン、米沢ラーメンと よく聞く名称は
ありますが、
何をもって米沢ラーメンなのか?赤湯ラーメンなのか?
この答えは見つけにくい、というか
見つからないような気がします。
もちろん完全に無いとは言い切れません。ちょっと気になった部分だけでも挙げますと、
牛肉が有名な地域である関係でしょうか、牛脂、牛骨、牛肉を使ったお店がいくつか
見られました。あと醤油の味や風味はあまり首都圏や関西にはない様な気がします。
また、砂糖じゃなく味醂を使って甘みを付けているお店がほとんどだったのは偶然か
どうか判断しかねるところです。
まあ、なんとか無理矢理に特徴らしきものを挙げましたが、とにかく11軒しか食べて
いませんので、それで全てを語ることはできないでしょう。

僕なりの結論としては変にひとくくりにせずバラエティーに富んだ部分や蕎麦なんかも
楽しむのが山形流といったところですね。
やまとや
山大前店
米沢市城南3-3-33
0238-23-3012
11:30-19:30
火休
牛脂を加えて独特の香りを出している。
さすが牛肉どころ山形である。
縮れ麺に良く絡み味わい深い
 
そばの店
ひらま
米沢市大字浅川1314-16
0238-37-2083
11:20-スープ切れまで
水休
オーソドックスな醤油ラーメン。細めで多加水の縮れ麺は珍しいし美味しかった。しかし最初から胡椒が大量に振りかけてあるのでかなりきつい
 
龍上海 南陽市二色根6-18
0238-43-2952
11:30-19:00
水休
辛みそで有名なお店。ベースは白味噌のスープでそこに激辛の味噌が乗る。全部溶かして食べるとかなり辛いので少しずつ溶かして好みのところで止めるのがいいかも。
 
みどりや


ごく普通の蕎麦屋さんなのにパンチのあるラーメンや冷やしラーメンを出す。山形ではこういった蕎麦屋さんがラーメンを出すパターンが多いらしい。 
 
じゃんじゃんラーメン
天童



東京にある「天童」のご主人が以前いたお店。
気合いの入ったお店。
写真なし
 
大和(やまと)
手もみラーメン
天童市鎌田本町1-2-5
0236-53-2101
11:30-14 18-23
第1,3火休
牛の香りがするスープ。
1軒目の「やまとや」にも似た感じ。
写真なし
 
水車生そば 天童市鎌田本町1-3-26
0236-53-2576
11:00-23:30
元旦休
山形では超有名な鶏中華の元祖。
カルチャーショックを受けた。
 
鬼がらし


魚の香り(鰹)と酸味が強めの独特な味
 
栄屋本店 山形市本町2-3-21
0236-23-0766
11:30-19:00
水休
冷やしラーメンといえばここが元祖。
 
10 福家そばや 寒河江市本町3-5-22
0237-84-2770
11:00-19:30
不定休
安くてボリュームがあるわんたんめんで有名。
 
11 いろは支店


冷やし鶏そばが絶品。今回のトップクラス。
 
蛇足:
 1つ忘れていたのが「麺」の特徴ですね、これはある程度の共通点があります。
 水が旨いことで、それを充分に活かすためということなのか多加水麺であるということ。
 太さや縮れ具合には差がありますが加水率が高いということが唯一の大きな共通点と
 言えるでしょう。

蛇足2:
 ドンブリに名前と電話番号が書いてあるお店が多いです。山形に限らずどの地方でも
 特に昔から営業しているお店はほとんどそうですね。
 これは出前をしている(していた)という理由によるものでしょう。