川苔山行

川苔山(川乗山)


2003.2.16 雪のある山に行こうと田中純三さんの企画で奥多摩の川苔山に登りました。これはカワノリヤマと読みます(カワゴケヤマではありません。)。現地では川乗山と表記してあります。今回の参加は漆戸、金子、冨士、泉、田中純、小松崎、竹辺の7名でした。

立川 7:05 の電車に集合する。当日は青梅マラソンの日ということで結構乗客が多い。拝島で田中純さんが合流。8:14 古里(コリ)に到着。鳩ノ巣に前泊した泉さんも上り電車で到着する。駅は無人駅であるがSuicaもちゃんと設置されています。

雪をみると早速アイゼンをつける小松崎さん。 雪も増えてきました。

8:20 古里駅前を出発。民家の間を抜け、すぐ山に入っていく。一息登った所で汗をかくので上着を脱ぐ。暫く行くと尾根につき、下に採石場が見える。やがてスマド山の巻き道に入る。きつい斜面を横切っていく要注意の道。雪があるときは結構難しいだろう。主尾根に入ってからは良い道が続く。9:40 808mピークの横あたりではじめて雪をみる。小松崎さんは喜んでアイゼンをつける。が、暫く行くと雪も消えた。10:45 本格的な雪道となったのは赤久奈山の手前からであった。このあたりから雪も降り始める。まあ雨よりはましか!。11:40 エビ小屋山横の登り。雪は浅く歩きやすい。先行2人連れの足跡を追いかけていく。右から道を合わせ、さらに切り通しのようなところで左からの道をあわせるとすぐ曲ヶ谷北峰に着く。せまい頂上である。ここから北斜面となり積雪が増える。それと今日積もった湿った新雪がアイゼンにくっつく。少し下って小屋に着く。先行パーティーの一人が小屋で休んでいた。まずは頂上へと登り、12:45 記念写真をただ一人の他の登山者に撮ってもらう。本格的な雪降りとなり視界はまったく利かない。

川苔山頂上にて。 小屋にて楽しい昼食

小屋前。 雪道

頂上から小屋まで下り、小屋を拝借して昼食とする。漆戸さんのフライパンが大活躍し、牡蠣、炒飯(ウコン入り)のおすそ分けをいただく。また泉さんの鱶鰭酒を楽しむ。小屋の中にも雪がちらつく(屋根に穴があいていた)風情のあるひとときでした。
13:50 鳩ノ巣への道を下る。小屋の横からすぐ斜面を下っていく。湿った雪がアイゼンにつき数歩歩くたびに手にもった棒でたたき落とすようなことになってしまった。谷側の巻き道をとり、14:45 853m地点上、15:45 尾根筋からの道との合流点をへて 16:25 鳩ノ巣駅に到着する。この頃には雪も止み、天候が回復してきた。駅前の「玉福」にてビールで乾杯。5:21 発の電車で帰路に着きました。電車の中でも楽しく(時にはやや大きい声で)話が続いていました。お疲れ様でした。

P/S 1 三宅さんは「ドタキャン」でした。
P/S 2 幸いスギ花粉はまだ飛んでいませんでした。
(竹辺 記)