蛭が岳行

蛭が岳行


5月の連休3、4日でOUWV7東京の有志で丹沢山系に行ってきました。もちろん企画はサンデー毎日に仲間入りした三宅さんです。参加者:漆戸(5),金子(7),富士(7),三宅(7),田中純(7)とその山仲間,田中美江さんの6名です。

霧の中  天候は生憎,集合の8時30分小田急・渋沢駅の折から霧雨が少し降り始めていましたが,天気予報を信じ、今日は大したことは無く、明日は降られるのは覚悟の上で出発することにし、8:45大倉行きのバスに乗りました。9:05から歩き始め、快調に11:55花立山荘に着きトン汁で昼食としました。12:30に出発し、塔ノ岳には13:05に着き、休む日まもなく、先を急ぐこととして次の丹沢山を目指し、14:15丹沢山頂に着き、雨も殆ど降っていなかったのでここで小休止としました。14:30には出発しましたが、この頃から風が強まり、たいした雨でもないのに水滴がビシビシとあたってくるようになり、途中の避難小屋以外はほぼノンストップで最後の登りを喘ぎながら(私だけかな?)、16:10頃蛭が岳山荘に着きました。さすがにこの天候のため小屋は空いており、昨晩は90人ほど泊まっていたそうですが、本日は40名ほどでゆったりと泊まり、夕食のおでんの後は20:00の消灯までは宴会でした。
 翌朝も相変わらずの強風と霧の天候で4:30頃起床し、5:45小屋を後に檜洞丸(青が岳1592m)を目指しました。途中幾つかのクサリ場と痩せ尾根の乗越を通過しましたが、南よりの強風と雨で体の左半分はビッショリ状態になって来たので余り休みもとらず、9:55頃青が岳山荘に着き、そこで熱いコーヒーと軽食をとりました。この間すれ違ったのは1組(2名)だけでした。小屋で下山道としてツツジ新道が最適であることを確認(約3時間)して10:40頃出発しました。この道はよく整備されており、木道、階段等も新しく快調な下山道で風当たりも少なくなり、ほぼ予定通り西丹沢バス停に12:15に着きましたがバスは12:00に出たところで14:00まで待つことになりました。今回の山行きの目的の一つであるツツジには少し早く、1000m付近でミツバツツジがちらほら咲いているのを見かける程度でした。

バス停前の西丹沢自然教室の廊下を借りての昼食と着替えとなりました。幸いにもそこでヤカン一杯のお湯を頂戴しましたが、雨対策が不十分(今回の反省事項!!)なために着替えまで濡らしてしまった者数名と全員靴の中までビッショリと言った状態でした。かくして温泉(中川温泉)にも寄らずに新松田駅まで行き、駅前の焼肉屋で反省会を行って帰路に着きました。
                         以上 田中純 記
丹沢山にて 漆戸さんとサンデー毎日