天狗岳行

天狗岳行


参加:漆戸、富士、田中純、三宅、小松崎、岩崎

今夏のメインである南アルプスの前にトレーニングとして北八の天狗岳に登った。

7月17日 あずさ17号で茅野に集合し(14:13)例によって小松崎夫妻に出迎えられる。 小松崎山荘ではバーベキューなどで楽しい時間を過ごす。大きな源氏ボタルも歓迎してくれた。


小松崎山荘にて 第一展望台はガスの中でした


7月18日 朝方激しい雨の音。まだ梅雨は明けきっていないらしい。
(6:30)タクシーで唐澤鉱泉へ。下の方は晴れているのだが山は雲の中に頭を隠している。20分ぐらいで到着。唐澤鉱泉に猪の子(うり坊)が歩き回っていた。人を恐れる気配もなく飼われているらしい。
(7:00)出発。谷川を渡り向かいの斜面に取りついていく。
(8:42)第一展望台。ガスっていて視界はなし。やがて大きな岩の多い急な斜面を登るようになる。
(9:58)西天狗岳頂上。登山者が多い。ツアーの団体もいる。東天狗岳とのコルでコマクサが咲いていた。 東天狗岳頂上もガス、さらに風も強くなってくる。早々に黒ゆり平への下りにかかる。大きな岩がごつごつしている所である。西風がますます強く、霧を吹きつけてくる。途中風当たりの弱いところを選んで昼食。
(12:25)黒ゆり小屋。ここも登山者が多い。ここからは滑りやすい谷道を注意して下る。途中から唐澤鉱泉へ戻る道と別れ、渋の湯へ抜ける道を行く。
(14:27)渋の湯。ここで小松崎山荘にもう一泊する組と別れ、温泉に入る。すこし硫黄のにおいがする透明な湯である。源泉はもっと冷たく白濁している。ながく置いておくと白いものがたまってくるという話だ。800円。 茅野までタクシーを呼んだら昨日と同じ運転手で花の写真を見せてくれたり東山魁夷の題材となった池の案内などとどまるところがない。
途中夏祭りをやっていた。下界はもう夏の炎天である。山は相変わらず雲の中に隠れていた。


西天狗岳にて 霧のなかのコマクサ


竹辺 記