甲府駅で前泊の岩崎氏と合流しましたが、あずさ1号乗車の 4名と合わせて総勢5名となり、タクシーに5名乗車を交渉し、夜叉神峠入口に向かった。 途中は数箇所すれ違いに厳しいところも逢ったが、快調に夜叉神峠登山口に着いた。 しかし、この道をバスが通るとなると少し考えさせられる。同登山口には1時間程で 着いたが、駐車場はほぼ満車状態で、ここから先は公営バス等で広河原方面へも入る 登山者もいるのでしょう。装備を整え9:45頃出立し(写真参照)、10:40頃夜叉神小屋に 到達し、そこからの南アルプス方面の景色に魅せられて小休止も長めになった。
そこから杖立峠12:45苺平13:25を経て、15:00頃南御室小屋、16:05薬師小屋に到着した。
薬師小屋に着くのが遅かったのか、二階に寝床を割り当てられ他のが幸いし、比較的
ゆったりとしていた。食後は持ち合わせのアルコールとウコンで食堂を賑わせた筈だ。
翌朝は5時半頃に起床し、6時の朝食をとったが、本日も快晴の模様であったが、小屋の
外の水はやはりカチンカチンであった。6時30分に出発し、目の前の薬師岳(2780m)を通過し、
観音岳(2840m)、岩陵を経由して赤抜沢ノ頭迄あっという間に(9:25)に達してしまった。
ここから見る白峰三山、甲斐駒ケ岳の姿はすばらしいもので、夏の南アルプス参加者(漆戸、三宅、岩崎の3名)は遥かなる荒川岳等を見ながらご満悦のようであった。
地蔵岳に登り、ゆったりと鳳凰小屋まで下って昼飯とした。ところが、薬師小屋で1000円もした昼食のまずいこと・・・・ ご飯は冷蔵庫で保存したと思われる表面が乾燥したもの。おかずはソーセ-ジ入りのサラダみたいなもの。これには閉口しました。南御室小屋に泊まった人の弁当もほぼ同じでした。今後の参考まで・・・・ 仕方なく皆非常食や前日の昼飯の残りで我慢しました。でも漆戸先輩の差入れの市川産の梨の冷やしたのを頂けた事です。ここで40分ほど休み10:35に出発となったのですが、小屋のご主人のアドバイスで当初予定の青木鉱泉ではなく御座石鉱泉方面に下りる事にしました。理由は谷筋の道より尾根道のほうが紅葉を見るには良いとの事でした。確かに最初はなだらかで見晴らしもいいコースでしたが、最後は急坂で私は最後の30〜40分でかなりへばり、皆さんの足を引っ張りましたが、ナントカ13:55頃には到着し、温泉に入って一杯やることが出来、15:00のバスに乗って韮崎に向かうことが出来ました。
昨年の甲斐駒ケ岳登山の際に望まれた鳳凰三山に来年は登ろうと決心し、本計画と予約等にご尽力いただきました金子さんに感謝いたします。