晩秋の尾瀬ヶ原・至仏山

晩秋の尾瀬ヶ原・至仏山


 OUWV7期4人(金子、富士、三宅、田中純)と岩崎氏の5名で晩秋の尾瀬方面に10月14、15日といって来ました。横浜6:30、新宿7:30発の直通バス(岩崎氏は新幹線利用)で尾瀬戸倉 乗り継ぎにて、鳩待峠にゆき、山の鼻小屋に一泊と言 うのんびりとした計画でした。天候が心配だったのですが、15日は、午後の尾瀬ヶ原散策(牛首まで)時に小雨に遭った位で燧ケ岳、至仏山を背景の草紅葉の秋を満喫できました。16:00頃から夕食を挟んでの飲み会でしたが、8:30頃には就寝です。早朝3:00頃には、早立ちの団体40〜50名の騒音で起こされましたが、5:30  に起床し、6:35には至仏山目指して出立しました。因みに今年の山小屋営業は全て16日で閉鎖になります。


 朝方までかなりの雨が降ったようでしたが、日頃の行いの良い皆さんのお陰で雨も上がり尾瀬ヶ原を眼下に見ながら、でも滑りやすい蛇紋岩に気を使いながらほぼコースタイム通りに登り、9:15頃頂上につきました。

ここで珍しいブロッケン現象に遭遇しま した。写真に収めたのですが、判るでしょうか。虹の中に至仏山山頂と人影が・・・
しばしの休憩後、小至仏を経由して鳩待方面への下山に掛かったのですが、意外とこちら側は岩(蛇紋岩)が多く、また滑らないように気を付けねばならず、予想以上に時間がかかりました かかりました。オヤマ沢田代の分岐の手前で早立ちの団体を
追い越し、時間的に余裕があるので(10:30頃?)笠ヶ岳へのピストンをすることにし、 荷物を置く場所を探したのですが、生憎の泥道(湿地)でなかなか見つからず、しばらく行ったところで昼食を取りました。笠が岳までの道は相変わらずの悪路で、ついに私の靴はパンクし、紐で縛ってやっと行進しました。
笠が岳の最後の登りも予想外に急登でしたが、見晴らしも霧で期待はずれとなりました。 時間的にも厳しくなって来たので早々に帰途に着いた次第です。分岐に戻った後の鳩待峠までの 下山路は殆ど木道でしたので、快調に下山しましたが、下山者のほぼ最後尾に近く、15:30に鳩待峠着で16:40尾瀬・戸倉発の直通バスに間に合わせました。


従って反省会はバス(ほぼ貸し切りバスなみ)の中となってしまいました。そして新宿には19:45頃に到着し、金子さんを一人残しての解散となり、晩秋の尾瀬・至仏山の〜んびり登山(?)を終了しました。

 次回は11月下旬奥多摩方面を考えています。

(H17.10.22 田中純 記)