7期淡路島・剣山行

7期淡路島行


2006年の同期会は淡路島で開催された。関西にいる人には身近な場所なのだろうが東京からは結構遠いところである。
2006年6月10日
この際少しでも地元の経済に貢献しようという事で新神戸空港を利用してみた。西のほうへ行きすぎて加古川の方からアプローチして行くのにはちょっと驚いた。まだまだ便数が少なく地元の見学客の方が多い。空港から三宮までは新交通システム。途中の神戸港コンテナバースはかっての盛況はまだない。
集合は新神戸駅13:00。今回より参加の本間さんの顔もみえる。40年ぶり。
今回幹事の健さん、それに姫野、兜の車に分乗し淡路島に向かう。明石大橋を渡ってすぐ一般道に降り淡路夢舞台 奇跡の星の植物館を訪れる。 花博の施設である。



次の目的地を目指し幹事の周到な計画の元出発したのだが予定外の道路工事による迂回が発生しうろうろしているうちに花桟敷への道を通り越していた。まあいいさとあきらめも早くその次の北淡震災記念公園へ向かう。保存されている地表に現れた野島断層や断層上に建っていて壊れた家屋等を見学する。最後に震度7の揺れを体験する。
今度は播磨灘側の道を北上し今夜の宿舎ゆうなぎ荘に向かう。目の前が明石海峡でいきかう船も多く、潮の流れが早い。タコのマークのタコフェリーも走っていた。ここの風呂は温泉で露天風呂からは海峡を覗くことが出来る。
やがて井上、河村が到着し今回の参加者18名が揃う。夕食の頃ちょうど日没となり瀬戸内の海が金色に染まっていた。夕食の後部屋に戻りこの1年の近況報告である。市民病院の経営などなど話は尽きずまた酔いも手伝って話は長くなり深夜におよぶ。まあ皆なんとか無事に1年を過ごしたようである。

6月11日
起床、朝風呂、朝食。
全員の記念写真を取った後高速を走って福良港に向かう。インター出口で待ち合わせるが一台が来ない。携帯で連絡を取ると「いま四国!」とのこと。何かと話題作りが多いメンバーである。福良港から鳴門渦潮観潮船咸臨丸にのる。渦潮は11時20分ごろがピークとの事で雄大な渦を堪能できた。兜の計らいで船橋を見学させていただき帽子をかぶっての記念写真をとる。


港の2階で昼食を取った後、解散とする。

剣山行

ここからオプションでリーダーは兜にバトンタッチ。剣山に行く10名は兜、健さんの車に分乗し徳島を経て貞光へ。ここからは山に分けいる結構狭い道で若葉マークが来ていれば大分こすったかも。
ともかく4時頃無事に見の越に到着しリフトに乗って西島まで行く。新緑真っ盛りでウグイスをはじめ鳥のさえずる声が多い。カッコウもいた。西島からは大剣神社経由の道を頂上ヒュッテへ向かう。神社の下には名水があり汲みに行く。この辺りには青みを帯びた綺麗な石灰岩が多い。大剣神社の裏にはその名前のとおり巨大な岩がつったっている。
頂上ヒュッテに寄り荷物を置いて頂上にいく。広い笹原に木道が整備されている。向こうには明日登る予定の次郎笈が綺麗な稜線を見せている。ヒュッテに戻り夕食。自家製のこんにゃくなどもあり山小屋らしくない料理が並ぶ。小屋の主人は新居さんといい自称52歳。話の楽しい方である。食後日没を見に再度頂上へ。夕陽をバックに記念写真。


6月12日 起床 4:30 朝食を食べている時に地震があった。震源地は広島。やがて朝日が小屋の正面から登ってきた。
出発 5:15 途中西島への分岐をすぎ、さらに三嶺方面への巻き道を分ける。 次郎笈頂上 6:10。
しばらく頂上からの景色を楽しむ。純さんは靴の修理。下りは分岐から西島へ。リフトはまだ動いていない。リフト駅から大岩の下にある西島神社の横を下っていく。リフトの下はトンネルで抜け、見の越に到着。8:00着。
今回の山登りはここまで。ここからは車の旅となった。まず訪れたのは二重かずら橋。男橋と女橋、それに野猿(駕籠渡し)がある。全部渡り終える。次に「いやしの湯」で汗を流す。途中工事通行止めで20分ぐらい待たされる。ダンプの運ちゃんと話がはずみ、地元の事情を聞く。有名な祖谷のかずら橋は巨大な観光施設に囲まれていた。秘境の雰囲気はまったくなく横目に見て通り過ぎる。大歩危・小歩危(12:00)で小休憩し、阿波池田から高速に入る。途中食事を摂り、淡路・津名に向かう。「たこせんべいの里」で休憩。


津名港から南海フェリーで泉佐野へ。楽しく盛り沢山の旅でした。そして四国の人は親切です。というか本土の人は強引なのか。ともかく兜リーダー、健さん、有難うございました。

他の写真も見てください。兜撮影の写真も入れさせて頂きました。
淡路島・剣山写真アルバム
竹辺 記