雲取山・両神山登山

雲取山・両神山登山


7期の金子・冨士が、10月16日(木)、17日(金)、18日(土)の3日間、秋の山を満喫すべく 東京都の最高峰 雲取山(2017m・百名山)、秩父三霊山の一つ 両神山(1723m・百名山、 三霊山は武甲山・三峰山=雲取山含む・両神山)に登ってきました。    冨士 記

10月16日(木) 奥多摩・鴨沢から雲取山  雲取山荘(泊)


雲取山・七つ石への登り 小雲取山から雲取山へ

雲取山頂上
立川駅 7:20発 青梅乗換 奥多摩駅 8:37着。奥多摩駅 8:45発 西鴨沢行 バスで雲取山登山口 鴨沢に 9:20下車。 (12,3人同道)
鴨沢 9:30出立、直ぐの登りを過ぎると、緩やかな巻き道となりやがて植林帯に入る。 尾根に出ると堂所 11:20着。 二人とも朝が早かったので昼食とする。 七ッ石山を大きく巻く道をとるが、間断なく登りが続き、尾根沿いを行くのとあまり変わ らないのではと話しながら、ブナ坂に 13:00到着。見通しの良い尾根道を進むと 奥多摩小屋近くの緊急用ヘリポート 13:30通過。訓練なのか、人を移送しているのか ヘリが2度も着陸するのを見る。ヨモギノ頭を巻き、小雲取・雲取山へ最後の踏ん張り。 小雲取の登りを過ぎると尾根沿いの見通しの良い道となる。頂上にある避難小屋を 目差し、最後のジグザク道を登ると雲取山頂 14:30到着。
眺望は、大菩薩連嶺・奥秩父連山が見える程度で、雲がかかり富士山は見えなかった。 雲取山頂には原三角測点と云う三角点の原標があることを知る。 風も無く心地よい天気だったので、30分程休憩の後、雲取山荘へ 15:30到着。
20人程が同宿、コタツの有る1室が宛がわれた。18:00 夕食、20:00 就寝。
(本日の歩行時間 5時間20分、 標高差 1400m)

10月17日(金) 雲取山荘から三峰神社  ーバス移動ー  両神山荘(泊)


雲取山荘からの日の出
5:00 起床、5:30 朝食、5:49 日の出、雲が多かったが、少し時間が遅れて見る 事が出来た。6:40 出立,バスの時間まで余裕があるため、ゆっくり歩くことにする。
芋ノ木ドッケ(最高点1946m) 7:30、白岩山 8:10、つがの原生林の中を下る。 白岩山から樹林帯の岩の多い、長い下り道となり、お清平 9:50、霧藻ヶ峰 10:10。 秩父宮命名という霧藻ヶ峰は北西面が開け、三峰神社、両神山が望める。 時間調整もあり、11:00迄 湯を沸かしコーヒタイムとする。三峰神社には 12:20着。 神社前の食堂で、そば定食とビールで昼食。食後に三峰神社を巡拝した。
両神神社とも、日本武尊に由緒を持つ古い神社で、信仰対象は眷属のお犬様(山犬= オオカミ)とのこと。各地に組織された三峰講社による講詣りが廃れ、訪れる人が激減 したとのこと。三峰神社 13:45発の西武秩父行バスで、三峰口へ 14:30着。 秩父鉄道三峰口駅前の食堂で、コーヒを注文し、おかみさんと世間話で一時を過ごす。
三峰口 14:30発両神庁舎行町営バス、両神庁舎 15:36発日向大谷行町営バス を乗り継ぎ、日向大谷 16:30到着。我々以外の乗客は3名のみで、バスは貸切同然。 バス停直ぐ上の民宿両神山荘に投宿。今日の同宿は1名のみ。
風呂に続いて夕食、田舎料理とは云え、品数が半端でなく満足・満腹の食事だった。
(本日の歩行時間 4時間30分 標高差下り、800m)

10月18日(土) 両神山荘から両神山(剣が峰)ピストン、 → 西武秩父

5:30 起床、6:10 朝食、6:50 両神山に向け出立。 登山路は両神山荘からスタートしている。両神山荘の案内犬ポチは、人を見たのか、 気が乗らなかったのか、100m程一緒しただけで引き返してしまった。
たちや堀 7:30、八海山 8:10、弘法の井戸 8:40を通過、清滝小屋に 8:50着。 巻き道、沢沿いの道と概ね木立の中を進む。清滝小屋は避難小屋となったが、立派な 建物で、背後の岸壁に滴る水が利用出来る。関西からのツアー客が着いたのを機に 先に進む。一頻り登ると産体尾根に出る 9:20。ここから両神山全貌が間直に見られ、 紅葉の盛りが感じられる。クサリのついた尾根筋を登り切るとホウの大木等巨木のある 両神神社 9:50着。ここからは旧道の地権者が通行を拒否、新道を行くことになる。 頂上直下の岩場に辿りつけば、難無く展望の開けた頂上に 10:20到着。
頂上は狭い限られたスペースであったが、ツアー客が到着するまで、宿のおにぎりを 食べる。木の間越しに見える八丁尾根の岩稜の紅葉が素晴らしい。11:00下山開始。 清滝小屋 11:50で小休止、快調に歩を進め予定より早く両神山荘に 13:40帰着。 両神山荘で、頂いたお漬物でビールを飲みながら、バス時間まで過ごす。
日向大谷 14:54発小鹿野町乗換西武秩父行町営バスに乗車。西武秩父 16:10着。 西武秩父駅 16:25発池袋行特急レッドアローに乗車、池袋 17:46到着し帰路に。
(本日の歩行時間 登り3時間30分、降り2時間30分 計6時間、標高差 1000m)

両神山荘 清滝小屋の紅葉

両神山の登り 両神神社とお犬様

両神山頂上 産体尾根からの両神山
私事ながら、今回数多い野鳥(ミソサザイ、ルリビタキ、カケス、コガラ、ゴジュウガラ等) に出会えることが出来ました。しかし写真に収めることは次回となり、残念でした。 以上