沼津アルプス縦走
沼津アルプス縦走
2009年も春となり、今年初めての山に行ってきました。沼津の町に近い400m未満の沼津アルプスですが、なかなかしたたかで、面白いところで、いい汗をかき、おいしいビールも飲めました。
日 時:2009年3月23日(月)
場 所:沼津アルプス端から端まで
登った人:7期 竹辺 肇、三宅昌之、金子勇雄(記)
行動記録:約6時間。天候は曇り時々うす日和
8:00 JR三島駅集合。タクシーにて円教寺(新城橋そば)へ。約1名が沼津アルプスの名につられて、沼津駅まで遠出したため全員集合したのは8:35。集合場所には十分注意をしましょう。
9:00 円教寺をスタート。円教寺のお墓の間の道をたどり山に取りつく。いきなり両側の切り立った尾根道となる。大平山までは奥アルプス(奥の細道)と言われて、あまり人が通らないとのことから、登山道の様子が心配されたが大平会と言うグループが手入れをしているとのことで歩き良い状態であった。ただ尾根は狭い。後で聞いた話であるが、この奥アルプスはマムシが多くいるとのことであり、暖かい季節の登山は要注意とのことである。途中一度休憩。
10:40 大平山(おおべらやま356m)着。大平山には多比から多比口峠を経て登る人が多いようで、
ここで数名と出会った。一息入れてから次の最高峰、鷲頭山へ気楽に出発。ところが結
構な下りで、おまけに前日の雨で滑りやすく気を使いながら、多比口峠、多比峠と上が
ったり下ったり歩く。
11:35 鷲頭山(392m)着。ここで昼食。7〜8名の登山グループとあと数名の人がおり、結構
人が登っている。11:55出発。はじめは少し急な下りであったが、志下峠を過ぎてから
はなだらかになり歩きやすい。志下坂峠を越えて進む。途中1回休憩。
13:30 徳倉山(256m)着。このあたりの道標は、カラフルで見やすいものが設置されているが、この山頂でこれらの道標、登山道の整備を続けている人と歓談。ご苦労に対して感謝。後は低い2山と気楽にスタート。ところがこの後がびっくり。いきなり鎖場で一直線に100m以上降下。足元はぬかるんで滑るは、傾斜はきついはで一苦労。一度すべってどろどろとなりほうほうの体で横山峠までたどり着き、少しのぼり直した。
14:15 横山(183m)着。一息入れてから今度はロープの張られたぬかるみの下りであったが、徳倉に比べれば楽。一度道路に出てバス停近くから山道へ。
15:10 香貫山(193m)着。展望台に回って沼津の町を展望。
香貫山展望台から、約1時間のロードで沼津港近くで刺身と寿司で乾杯。たまらない1日でした。
沼津アルプスは、400m以下ではあるが、上り下りの多い変化に富んだ面白いコースで、おすすめです。ただ雨あがりは避けた方が無難のようです。