針ノ木・爺ヶ岳登山

針ノ木・爺ヶ岳登山


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4期漆戸さんと7期冨士が、白馬村別荘を基点に、車で扇沢に入り、針ノ木雪渓を登って、 針ノ木岳から新越山荘(泊)経由、爺ヶ岳まで縦走しました。種池山荘に戻り、柏原新道を 降り、周回コースを楽しんで来ました。天候に恵まれ、久しぶりに登山を堪能しました。

8月23日(月) 扇沢に車を駐車、針ノ木雪渓を登り 針ノ木岳を越えて新越山荘へ(泊)

 4:50 起床、5:10 食事は摂らずに、車で別荘から扇沢へ出発。
 5:50 扇沢市営駐車場に到着。前日用意したおにぎりを食べ、態勢を整える。
 6:25 扇沢登山口を通過。車道と度々交差する登山道を進む、途中水場で口を潤し
 7:40 大沢小屋着。韓国人登山家7,8人と出会う。同時出立となったが、リーダーの ペースが早く先に行って貰うが、雪渓を目前にし隊列が長くなり、結果我々が先になる。
 8:15 快晴の中、雪渓を登り始める。時期的には今年は残雪が多いのかも知れない。
 9:15 アイゼンを使わないまま、無事に雪渓を突破。(結果的にはオーバーペース?) 高山植物が多い急斜面のザレ場を進むが、二人共ふくらはぎに劇痛が走る。ペース ダウンして慎重に登る。高山植物の写真を撮ることで時間をとり、気を紛らわす。
 10:30 針ノ木峠着。多少雲が出て来たが、槍・穂高、水晶・赤牛が鮮明に見渡せる。
 11:50 針ノ木岳登頂。黒部湖、立山・剣がバッチリ。パン・バナナ・野菜ジュース他で 昼食とする。二人共に慣れと回復もあり、先に進むこととする。12:10 出立。
 13:10 スバリ岳、15:00 赤沢岳 16:00 鳴沢岳を通過。この間、ピークを全て 登り降りするコースは、着実に歩を進める意外にない。それにしても酷暑の影響か暑い。 途中、コマクサ他の高山植物、直ぐ傍まで来たイワヒバリが元気を呉れる。
 16:50 新越山荘到着。心配したが食事付で宿泊受入れられ、早速のビールが旨い。
 17:20 夕食。ビールの美味に比べ今一つ。食後、屋外に出て話をするが寒くはない。
 18:50からの天気予報・ニュースを見、晴天を確認。20:00 消灯と前後して就寝。

針ノ木雪渓を登る 針ノ木峠 水晶・赤牛

8月24日(火) 新越山荘から種池山荘、爺ヶ岳ピストン 柏原新道を降り、扇沢・白馬村へ

 4:40 起床、5:00 朝食。宿泊は20名程度。自炊をする親子3人がいた。 早朝から快晴。昨日歩いた、針ノ木雪渓、針ノ木岳・スバリ岳、赤沢岳・鳴沢岳が一望。
 5:50 出発。宿泊客の多くは、針ノ木岳へ前後して出発していく。
 6:30 岩小屋沢岳着。立山・剣が、これ以上ないだろうと云う程バッチリ見える。
 8:00 種池小屋到着。途中、野生動物(猿)を調査している学生に出会った。発信機を 付けた群れを確認しながら、尾根筋を夏中歩いているとのこと。現に猿の群れを見た。 高山植物も針ノ木近辺と種池近辺では違うことを確認するなど、多少余裕が出て来た。
 8:50 爺ヶ岳南峰 9:20 爺ヶ岳中峰 登頂。少し雲が湧き出て、鹿島槍にかかる。 中峰で、湯を沸かし、パンと焼き豚で昼食にする。 9:30 種池小屋へ戻り始める。
 10:30 種池小屋着。一息入れて、10:50 柏原新道を下山開始する。 メインルートになっているのか、登ってくる人は多い。疲れの蓄積はあるが、ふくらはぎ の痛みはなく、ゆっくりしたペースで長めのピッチで降る。風がなく蒸し暑さだけが難。 1組のツアー客は追い越したが、若い登山家が苦もなく追い越していくは見ているだけ。
 13:30 柏原新道登山口に、13:50 市営駐車場に帰着。トローリー乗り場で洗顔。
 15:00 車で白馬村別荘に帰着。直ぐにお風呂を沸かして、汗を流しスッキリする。 サッパリしたところで、街に夕食・ビールを買いに出る。調理の要らない刺身にし戻る。 食後は特にすることもなく、寝床で今回の総括を語り合う。 21:00 就寝。
  (幸運にも予定したコースを完結出来たが、矢張り計画はもう少し控える必要があった)

ウサギギクにクジャクチョウ 針ノ木雪渓と針ノ木岳

冨士写真集
冨士 記