「無期懲役では全く納得できない」
岡崎被告公判で小島周一弁護士が法廷で証言
1998/6/12




 坂本堤弁護士一家殺害事件の実行犯とされる岡崎一明被告の第17回公判(東京地裁)で、坂本弁護士が所属していた横浜法律事務所の同僚小島周一弁護士の証人尋問が行われました。
実は検察からの証人要請は母親の坂本さちよさんにも来ていましたが、さちよさんはそれを拒否。小島弁護士が出廷に先立って、さちよさんに会ったところ、「自分の息子を手にかけた人間は見たくない。私にとって松本智津夫被告と岡崎被告の違いは全国引き回しの上での死刑、市中引き回しの上での死刑。その程度でしかない」と話していたとのこと。

 他方、小島弁護士自身は「自分は死刑制度に反対なので、死刑にしてほしいとは言いづらいが、今の運用での無期懲役では全く納得できない」と証言しました。
 また、坂本弁護士の活動や人柄についても証言しました。
詳細は、小島弁護士から「証言記」が届きし出し掲載します。