慰霊の旅 2000

2000.9.9〜10


参加者  小島周一、影山秀人、杉本 朗、中村裕二、小澤哲郎、瀧澤秀俊、原修習生



東京から新幹線あさまで長野まで1時間半。長野でレンタカーを借りて、上信越自動車道を北上、上越で北陸自動車道に入り、すぐに名立谷浜IC。高速がつながったことで、非常にスムーズに3カ所回れるようになりました。




名 立 

向かう途中から雨模様。霧も出て視界悪し。
名立の現場は標高が高いこともあって、いつも天気が悪い。


霧雨に煙るメモリアル
鋳物のレリーフに白い黴のような腐食(?)が浮いているのが気になった




献花する影山事務局長




慰霊塔にお酒をかける中村弁護士
遺体発見の直後に名立町で立てていただいた慰霊塔。
5年の厳しい風雪にも関わらず、まったく劣化していない。



魚 津

北陸自動車道を魚津ICまで。名立の雨がウソのようにいい天気である。
林道の入り口に、村に皆さんがオウムを排除しようと結集。
車止めのフェンスを閉じてピリピリとした雰囲気で待機していた。
オウムは当初9日に来る予定であったが、小島弁護士の抗議で10日に変更。

林道は相変わらず落石が多くて怖い。
林道で野生の猿の大群に遭遇。
メモリアルのすぐ近くではニホンカモシカが通り過ぎていった。


献花する影山事務局長




メモリアル
石肌は作ったばかりのように美しい
但し、レリーフにはここでも白い黴のようなものが




都子さんのご両親が建立された慰霊塔
いつ来ても、花や飲み物が絶えない




大 町

北陸自動車道を新潟方面に戻り、糸魚川で下りる。
今までは糸魚川のホテルに泊まっていたが、今回は足を伸ばして白馬に泊まる。
翌朝、大町の現場へ。



公園のメモリアル
名立、魚津にあったようなレリーフの腐食(?)はない。
その代わり、台座に剥離するようなひび割れがいくつもあった。
ちょっと気になるところだ。



松本の山内弁護士と小島弁護士による献花



龍ぼうなので、お菓子と果物を供える。




参加者
魚津に来ているはずのオウムの動向が気になるが、この時点ではなかなか情報は入らなかった。




龍ぼう発見の地
湿地帯であるが、去年はこんなではなかった。
あっという間に、草地が鬱蒼とした雑木林に成長している。
発見現場だけは、つい最近きれいに刈り取っていただいたようである。




献花
ここも、いつ来ても花が絶えない



どのメモリアルもとてもきれいに管理されていました。
お花も絶えません。
関係者の皆さんに心から感謝します。
他方、腐食やひび割れなど、劣化が気になりました。
今後のメンテも考えていかなければなりません。