支援の輪
1998年11月の事件発生から、とても多くのみなさんに支えられ救出運動を続けて参りました。
そして1995年9月の遺体発見から4年が経過した今もなお、この事件を忘れることなく、様々な形で応援して下さっている方が大勢いらっしゃいます。心から感謝しております。
1999/9/21
横浜で追悼コンサート
(9/28)
坂本弁護士一家をしのび、9月28日(火)横浜で追悼コンサートが開かれます。
皆さん、ぜひご参加下さい。
「いのちを歌うコンサート」
開演 午後6時30分
会場 横浜・港南区民センター(京急上大岡駅ビル隣り、ウィング4階)
<プログラム>
歌曲「たつぼう」「希望」など
作詞 坂本さちよ 作曲 安藤由布樹 ピアノ 長久真実子
独唱 堀 喜美代
お話 坂本さちよ
演奏 レクイエム「愛と哀しみのソナタ」
(事件発生10年を迎え、川崎絵都夫さんが4楽章からなる創作曲を作られました)
タイース「瞑想曲」
(坂本さんが好きだった曲)
バイオリン 松本克巳(日本フィルハーモニー交響楽団)
フルート 大平記子
ピアノ 阿部由起子
主 催 「いのちを歌う」実行委員会
問い合わせ 弁護士 岡田 尚(045-662-2226)
チケット協力券1500円です。
茨城でも追悼コンサート開催(9月17日)
都子さんの故郷である茨城県ひたちなか市でも、17日夜、一家を追悼する「心をむすぶ愛のコンサート」が開かれました。(「坂本事件の真相を追求する茨城の会」主催)
都子さんのご両親大山さんご夫妻も参加。
堤さんのバイオリンと都子さんのフルートを使い、松本克巳さんと大平記子さんが心のこもった演奏をされました。
また、川崎絵都夫さんが三人のことそして事件のことをイメージし、3年をかけて作曲された「愛と哀しみのソナタ」(第4楽章)が演奏されました。
大山友之さんは「2人に会えたような気がする。バイオリンとフルートを通してオウムに対する警鐘を鳴らしてくれているようだ」と話されました。
日本フィルハーモニー交響楽団
音楽が好きだった坂本弁護士と都子さん。学生の頃から日本フィルとは親交があり、結婚後も揃ってコンサートなどに出かけていました。
事件発生後、様々な救出運動イベントの中で、日本フィルのみなさんには大変なお力添えをいただきました。寒風吹きすさぶ街頭から東京芸術劇場の2000人大ホールまで、日本フィルを抜きに「5年10ヶ月」は語れません。
そして未だに、機会あるごとに、追悼演奏などをしていただいております。
追悼「ヒューマンコンサート in 魚津」
1999/8/18
突然ですが、
明日8月19日
、富山県魚津市の農村環境改善センター(魚津市六郎丸1062 0765-23-0660)で坂本さん一家の追悼コンサートがあります。(魚津市など後援)
<昼の部−開場13:30、開演14:00/夜の部−開場18:00、開演18:30>
魚津は都子さんのゆかりの地。
日本フィルハーモニーの松本克巳さん(バイオリン)、都子さんに本当にそっくりの大平記子さん(フルート)、そして阿部由起子(ピアノ)さんが、坂本さん一家の好きだった曲などを追悼演奏します。坂本さちよさんや大山さんご夫妻もご参加の予定。
入場は無料
です。お近くの方、ぜひご参加下さい。
なお、このコンサートは、埼玉県坂戸市で毎年追悼イベントを実行されている今野強さんらが中心となって企画されたもの。今年は坂本さん一家没後10年でもあり、今後も、9月18日には都子さんの実家のあるひたちなか市、9月28日には横浜市で、さらに10月から11月にかけ、数カ所で「ヒューマンコンサート」を企画準備中とのことです。詳細は追ってご連絡いたします。みなさんぜひふるってご参加下さい。
「慟哭 無念の叫び書展」
1999/3/21
横浜市の女流書家、飯村喜代子さんの個展がありました。
「慟哭 無念の叫び書展」と題し、坂本さん夫妻の言葉やご両親の詩などを書にした25点の作品が、横浜市の神奈川県民ホールに展示されていました。各紙で大きく報じられたこともあり、これまでにも1000人を超える人が来場し、今日も冷たい雨模様にも関わらず大勢の人でにぎわっていました。
事件発生以来私たちは、音楽や出版物、ポスター・パネル、石碑その他様々な方法で坂本さん一家の人となりやご両親の言葉を紹介してきましたが、「書」というのは初めて。毛筆の持つ力強さ、柔らかさ。同じ言葉でも、「書」にされることで、他とは全く違った強烈なインパクトをもって生き生きと蘇って来るのです。何か、本人がそこにいて我々に語りかけてくるような圧倒的な存在感を感じました。
飯村さんは、ご長男が小学校5年生の時不慮の死を遂げられたとのこと。そんな思いもあってか、この作品を書いているときは一日中涙が止まらなかったそうです。