マルチナ マルチナ
(マティ)
ホウセンカ号のブリッジクルー(何でも屋)。この物語の一応の主人公。
アンテイア到着直後、ローズと接触(というか衝突)し、重症を負う。傷はドクトロスによりすぐに治療(というか破損個所の交換)されるが、ローズになつかれたり、身体が変調をきたしたりしたため、マルチナ’が生成されている。
クリスチナ ストロンチウム
(クリちゃん)
ネプタニアン(ネプタニア星系人)。ブリッジクルーのリーダー(情報・連絡係)。ブリッジクルーたちの調整や上層機関からのお小言にストレスがたまり気味。
ソルト ホウセンカ号のブリッジクルー。ネプタニアン。ルイスといい仲なのだが、ネプタニアンはポリガミー(一夫多妻)なのでいざこざが絶えない。
ルイスフロス ホウセンカ号のブリッジクルー。モノガミー(一夫一妻)のため、最近はソルトとのなかもうまくいっていない。
ニッキ ホウセンカ号のブリッジクルー。エンメヘス種であり、霊能探査などの能力をもつ。
バストン ホウセンカ号のブリッジクルー。イベリットという水棲種だが普段はトロス(生成器)により変形して、陸上行動可能な形態をとっている。
ゲッペル ホウセンカ号のブリッジクルー。火星生まれの太陽系人(ソラン)。ソランはもっとも遅れて、現在のシステムに参加したため、ホウセンカ号のシステムにソランの技術は使われていない。そのためのコンプレックスからか、(外見上は)ソランの武器などを身の回りの置いている。
リゲリアン グレー 本来のリゲリアンではなく、大量生産のアンドロイド。シロアリ・ハチ的な、機能分化・大量生産された生命体。生殖・消化機能などはもたない。
リゲリアン ラージノーズグレー 同上。「ハナナシ」に比べ、指揮系統的には上位に当たるらしい。
キョージ キンドルウ 物質生成局局長。クラムト氏とは仲のよい旧友だったが、今はちょっと対立気味。
ジョン クラムト 科学技術局局長。
コロブス 宇宙海賊。一味を率いて反惑星連邦ゲリラとしてゲリラ活動を行っている。ムロト星と間違えて、ホウセンカ号へ転送され攻撃を行うが、テクノレベルがあまりに異なるため、あっさりと捕まる。
ちなみに惑星連邦は物語時間内ではすでに無くなっており、彼らはかなりの時間データ化されて眠っていたと思われる。
クーヒッポス ヴォーム星のインキュラムスという知的生物。ある種の菌を脳に寄生させ知的能力を更新している種。
ローズ アンテイアに生息する「ハチ」(その後ヒギスと名づけられた)。体長18cm程。機能的に分化した形態をもつなどの面でもハチに類似している。
マルチナと接触したこの個体はなぜか、マルチナから離れなくなりホウセンカ号に保護され、ローズと名づけられる。
アンテイア人 惑星アンテイアの本来の住民と思われるが、宇宙へ脱出したらしく、ホウセンカ号が到着した時にはすでにその姿はなく、彼らの都市のみが残っていた。彼らが姿を消したのはかなり最近のことと推測されるが、その理由や行き先はまったく不明。
胴と肩部は外骨格、四肢は内骨格の二脚二腕で3つの性を持つ。

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