過去に読んだ本


00/06/24
『G組のG』1, 真右衛門, 講談社,4-06-337447-5
アフタヌーンで欄外漫画から出世して本ページをもらったわけだが、確かに結構面白かったもんな。なかなか意外な展開へ動いていくあたりが面白い。

『ミルククローゼット』1, 富沢ひとし, 講談社,4-06-314245-0
いきなり秋田書店から移ってきたときにはびっくりした。コンセプトも身体の変容とか、共生とか、異世界とか前作(『エイリアン9』)に似た感じだから、やっぱ向こうでやりのこしたことをやっているのかな。知り合いの話によると、『エイリアン9』では雑誌で張った伏線が、単行本でなくなってるらしいから、何か編集との間にあった感じだし。

00/06/18
『探偵の秋あるいは猥の悲劇』, 岩崎正吾, 創元推理文庫,4-488-40402-2
10年ぶりくらいに読むシリーズなのだな。うーん。つまらなくもないが、面白くもない。読むほどのあれでもないなあ。

『犬夜叉』16, 高橋留美子, 小学館少年サンデーコミックス,4-09-125586-8
もう16巻かあ。このシリーズってなかなか怪奇な敵役がよろしいです。

『泣くようぐいす』4, 木田康昭, 講談社少年マガジンコミックス,4-06-312851-2
おお、ついに野球が終わって、いつも通りのくだんないシモ&パロディに戻ったな。このまま野球をやらなくなるに、100カノッサ(<ちょっと弱気)

『けだものカンパニー』2, 唐沢なをき, 集英社SC ALLMAN スペシャル,4-08-782592-2
昔ほどの切れはないが、無難にこなすようになってきたよなあ。唐沢。大物になった証拠なんだろうか。

00/06/14
『エクセルサーガ』6, 六道神士, 少年画報社,4-7859-1993-0
なんかやたら連載分に手を入れているな。というか突然コンピュータを使い始めたな。白黒もカラーも結構効果的に使えているから、ずいぶん前から準備はしていたんだろうけど。

00/06/11
『イティハーサ』2, 水城和佳子, ハヤカワ文庫, 4-15-030641-9
こういうドロドロな話はちょっと。それはともかくネームのセンスがいまいち世界観とあっていないと思うんだけど(って1巻のときにも書いたか)、他の人って適宜、頭の中で翻訳して読むんですかね、きっと。

00/06/03
『ラストコンチネント』, 山田章博, 日本エディターズ, 4-930787-15-7
山田章博の美麗な絵と嗜好が見事にかみ合った秘境冒険もの傑作。山田章博にしては確かに長編なんだがマンガとしてはそれほど長くないので、序盤の導入部はともかくラストのほうが急ぎすぎて、ちょっとふかぼりが足らなかったか。