すがの
菅野


『姑獲鳥の夏』より

昭和7年から久遠寺医院の小児科の医師だった。もともと小児科を任せていた、久遠寺嘉親の先輩の同窓。

昭和16年2月頃失踪。当時五十五、六だが、六十過ぎに見えるくらい老け込んでいた。

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