Earth Moving (1989)
アース・ムービング
Holy
Hostage
Far Country
Innocent
Runaway Son
See The Light
Earth Moving
Blue Night
Nothing But/Bridge To Paradise
おそらく、前作でUS盤をリリースした流れで、ヴァージンレコードからの要請があったのだと思いますが、
この作品は8人のリードヴォーカリスト(下記)を起用した全曲歌もののアルバムです。
Lead Vocalists
Adrian Belew (1)・・・キング・クリムゾンのメンバー、ギタリスト
Max Bacon (2,10)・・・元GTRのヴォーカル。IslandsのMagic TouchのUS盤でリードVo.担当しました
Mark Williamson (3)・・・この人はよく知りません(^^;
Anita Hegerland (4)・・・Islandsで3曲Vo.担当
Chris Thompson (5,6)・・・マンフレッド・マンズ・アース・バンドのヴォーカル
Nikki "B" Bentley (7)・・・あ、この人もよく知りません(^^;
Maggie Reilly (8)・・・この人はいわずもがな。QE2からDiscoveryまでのメインVo.
Carol Kenyon (9)・・・この人の名前はあちこちのアルバムで目にします。ソロとしての活動は知りません。
ギター、キーボードはオールドフィールド自身、ドラムは打ち込みと思われます。
曲調はポップなロックナンバーが主体で、彼の楽曲には珍しいソウルフルな
ヴォーカルやホーンセクションを取り入れたりして、一般受けをねらったような
印象を受けます。逆にオールドフィールドらしさというのは希薄で、Islandsでは感じられた
アルバム全体の統一感もあまり感じられません。ということでオールドフィールドファンには
あまり良い印象を持たれていないのではないでしょうか。