Mike Oldfield
ジャケットアートの愉しみ


第3回  Earth Moving (2001.7.13)


<LPバージョン表ジャケ <CDバージョン表ジャケ

COVER BY STORM THOGERSON, ROGER DEAN, COLIN CHAMBERS

ストーム・トーガソンはピンク・フロイドの一連の作品他を手がけている元ヒプノシスのメンバー。
そしてロジャー・ディーンはイエスでの作品(とロゴ)であまりにも有名ですね。
このアルバムで使われている写真はLPとCDではほとんど違うものです。(よく似ていますが)
このへんもなかなか興味深いところでしょう。



なぜかLPにのみ記載のスリーブデザインのクレジット
読みにくいですが以下のように書かれています。

SLEEVE BY STORM THORGERSON, ROGER DEAN, COLIN CHAMBERS
PHOTOGRAPHY BY TONY MAY, ANDY EARL GRAPHICS BY NEXUS

<インナーのマイクの写真(LPバージョン)
 インナーのマイクの写真(CDバージョン)

<インナーのマイクの写真(共通)

<CDブックレット裏表紙の金魚


第2回  Incantations (2000.4.15)




COVER BY TREVOR KEY

呪文のアルバムジャケットはLPの見開きジャケットを是非見て欲しいです。
CDではトリミングされているだけでなく、タイトルロゴ、カラーの色合いもオリジナルとはかけ離れています。
インナーのマイクのポートレイトも、CDでは「どアップ」と思えるでしょうが、LPではご覧のように
表ジャケットと同じ海岸をバックに撮られたものだということが良く分かります。
さらに、夜空に1点の星(!)、ここがポイントですねえ(^^;。



 マイクの肩越しに見える星


第1回  Five Miles Out


SLEEVE DESIGN BY MIKE OLDFIELD
PAINTING BY GERALD COULSON

暗いクリーム色の雲の中から脱出すべく光に向かって飛ぶセスナ機。
タイトル曲Five Miles Outの歌詞に呼応した内容のこのジャケットは
Oldfieldのアルバムでは珍しい具象的なものをモチーフとした絵となっています。

Five Miles Outで歌われている飛行機の名前は
GOLF MIKE OSCAR VICTOR JULIET
ですが、ジャケットの飛行機のナンバーの最後の2文字もVJとなっています。
(上の画像ではよく分かりませんが...)



ジャケット内側の写真より

センターコンソールの前に立つOldfieldの周囲に
グロッケンスピーエル、フェアライトCMI、ドラムキット、アコースティックギター、エレクトリックベース、エレクトリックギター
ハープ、シンバル、大太鼓、シンセサイザー、それに飛行機とヘリコプターの模型が並べられています。


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