BARCLAY JAMES HARVEST


Everyone Is Everybody Else
(1975/2003:CD)

Child Of The Universe/Negative Earth/Paper Wings/The Great 1974 Mining Disaster
Crazy City/See Me See You/Poor Boy Blues/Mill Boys/For No One


最近BJHのポリドール時代の作品がリマスター+ボーナストラック付で再発されています。
このアルバムは名曲Child Of The Universeを含む1975年の作品。


Barclay James Harvest featuring Les Holroyd/Revolution Days
(2002:CD)

It's My Life/Missing You/That Was Then ... This Is Now/Prelude/January Morning/Quiero El Sol
Totally Cool/Life Is For Living/Sleepy Sunday/Revolution Days/Marlene (fron the Berlin Suite)


バークレイ・ジェームズ・ハーヴェスト(以下BJH)というと活動歴30年以上の大ベテランバンドですが、
BJHはどうやら2分割されてしまったようで、メインソングライターのジョン・リーズと今回のレス・ホルロイドはともにBJHの名前は使っているものの
まったく別のユニットでアルバムを出しています。(ジョン・リーズは'99年にアルバム出しています。)
BJHの名曲(個人的にも大好きな)Berlinを書いて歌っているのがこのレス。
バンドの中ではスーパートランプに例えると(なんちゅう例えや)ロジャー・ホジソン、ムーディー・ブルースに例えると(おいおい)ジョン・ロッジといった
立場なのですが、伸びやかで柔らかなヴォーカルとメロディーがいい感じです。
収録曲は普通のポップス(^^)が多いのですが、10分に亘るPrelude〜January Morningの流れは十分シンフォニックかな。
Life Is For Livingは過去のヒット曲をアコースティックにリメイクしたもの。
最後のMarleneは再びベルリンをテーマとした壮大で美しいバラードです。


XII
(1978)

Fantasy:Loving Is Easy/Berlin/Classics:A Tale Of Two Sixties/Turning In Circles
Fact:The Closed Shop/In Search Of England/Sip Of Wine/Harbour/Science Fiction:Nova Lepidoptera
Giving It Up/The Streets Of San Francisco


ムーディー・ブルースに近い叙情的なサウンドで今なお現役の大ベテランバンド、バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト(略称BJH)。
彼らの12作目ということでタイトルはシンプルに「XII」と付けられたこのアルバムでは、コンパクトにまとまった
良質のブリティッシュポップロックを聴くことができます。
その後の彼らの代表曲となった名曲Berlinをはじめ、シンフォニックなバラードIn Search Of England
英国ロックスターの名前や曲名が登場する軽快なA Tale Of Two Sixtiesなどが収録されています。
よくプログレ的な扱いをされる彼らですが、音楽的にも歌詞的にも素朴で温かみのあるものが多く、
だれでも親しみやすい音楽だと思います。


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