CLANNAD


Sirius
シリウス
(1987)

In Search Of A Heart/Second Nature/Turning Tide/Skellig/Stepping Stone
White Fool/Something To Believe In/Live And Learn/Many Roads/Sirius


前作MacallaでU2のボノが参加化したシングルで、ポップチャートにヒットを送りこんだクラナドは
このアルバムではLAのミュージシャンとの競演を果たしました。
プロデュースはグレッグ・ラダーニ&ラス・カンケルという黄金コンビ。
さらにはブルース・ホーンズビー、JD・サウザー、スティーヴ・ペリーといった豪華メンバーが参加しており、
LAサイドの力の入れようが分かります。
サウンドは全曲ラス・カンケルがドラムを叩いているせいもあってか、前作よりさらにタイトでビート感のあるものになっています。
まあ、それがクラナド本来の神秘性といった魅力と合致しているかというと、そうではないのですが
私はこのアルバムは好きですし、彼らのこの試みを評価したいと思います。
曲単位ではイントロのアコーディオン(by B.ホーンズビー)が楽しいSecond Nature
サビでドラマチックに盛り上がるStepping Stone、アルバム中一番フォークっぽいMany Roads
彼ららしいコーラスが聴けるタイトル曲Siriusが気に入っています。
このアルバム発表後、メンバーのポール・ブレナンが脱退し、バンドは再びトラッド寄りのサウンドに移行していきます。


BACK